CAREER MARK公式ブログ

駐妻キャリア支援CAREER MARKのブログです。 駐在妻・もと駐在妻の人材紹介を通して「また働きたい駐在妻」と 「もっと成長したい企業」をつなぎ、 ブランクがあってもまたチカラを発揮できる社会を目指しています。 駐在妻の再就職インタビューやキャリアセミナーレポートなどを掲載中!

CAREER MARK+スキルアップセミナー第2弾 『会社員vs業務委託~気になる税金の違い~』

2023年8月21日、CAREER MARK+メンバー限定スキルアップセミナーの第2弾を開催しました。今回は『会社員vs業務委託~気になる税金の違い~』をテーマに、税理士の加藤朋子様を講師にご講演いただきました。

 

「本帰国後は、働き方の選択肢を広げたい」「税金や社会保険は今まで会社に任せていたのでよく分からない…」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回のセミナーでは、会社員・駐在帯同・フリーランスと様々な経験をお持ちの加藤様に、働く形態の基礎知識から税金制度の最新情報まで分かりやすく解説していただきました。

 

【登壇者のご紹介】

加藤朋子様

加藤朋子税理士事務所 代表

 

2005年税理士試験合格

都内会計事務所で富裕層に対する相続対策、相続税・所得税の申告など個人に対する税務サービスを提供。

特に海外在住者や海外に資産を持つ個人の税務コンサルティングに注力。

2020年からタイのバンコクに駐在帯同。2023年1月に帰国。加藤朋子税理士事務所代表。

自身の駐在帯同体験から、それぞれに駐在スタイルに応じた税務サービス「駐在パッケージ」を展開。

加藤朋子 税理士事務所 | 都内の相続・個人の国際税務を専門とする税理士事務所 (kato-tomoko.com)

 

 


会社員と業務委託の違いは?

特定の会社に雇用される会社員と様々な会社・個人と契約していく業務委託(フリーランス・個人事業主)。一緒に働くメンバーの有無や給与体系、社会保障や税金等大きくスタイルが異なります。


メリット・デメリット

お金に関する違いは、自身での確定申告の必要性節税機会の有無。その他、会社員のメリットである保障や業務委託のメリットである自由度の高さなど、様々な観点から比較していただきました。定年退職という期限も会社員ならでは。業務委託の多い税理士の平均年齢はなんと60歳以上なのだとか。今後のキャリアプランを考える一助となるのではないでしょうか。

社会保険・税金

実際の給与明細を見ながら、社会保険料と税金、それぞれ詳細を解説していただきました。社会保険料と一口に言っても、社会保険(健康保険/介護保険・厚生年金)・労働保険(労災保険・雇用保険)など様々あり、会社員と業務委託ではそれぞれの給付項目や額が異なってきます。また、税金(所得税・住民税)はどれ位の割合がどこに払われているのかを改めて確認。今まで意識してこなかった給料明細の項目がよりクリアに見えて来ます。

漠然とは理解していた会社員と業務委託という働き方の違い。細かいところまで見ていくと、特徴がより鮮明になります。今まで当たり前だと思っていた事は、「実は会社勤めの恩恵だった」なんてことも。「そんなの知らなかった」をゼロにして、新たな業務スタイルを選択肢の一つとして検討してみても良いかもしれません。

 

業務委託をはじめたら・・・

考えるべきポイント

いよいよ業務委託をスタートした時に確認しておきたいポイントを挙げていただきました。社会保険料や税金の影響が大きくなるのは、売上が一定額を超えてからとの事。開業届や青色申告承認申請など実際の申請項目や申請タイミングまで教えてくださいました。多くの方が悩む申請タイミングはご相談に乗って下さるとの事です。

税金について

業務委託に一本化するのか、副業なのかによって所得の種類は事業所得雑所得と異なります。それぞれの保障の違い、業務委託のメリットを得られる売上の基準額等セミナーでは『誰に聞けばいいか分からない...』と気になっていた情報をたくさん教えていただきました。

個人事業主か法人経営か?

個人事業主の次のビジネス展開として、法人経営を考える方が多いそうです。両者に適用される税率の違い等を具体的に解説していただいた上で、法人経営へ切り替える目安も提示していただきました。具体的な数値をご教授いただけた為、ステップアップのイメージがつきやすいと思います。


質疑応答

今話題のインボイス制度駐在帯同中に業務委託で働くときの注意点について、詳しくお答えいただきました。加藤様には今後またCAREER MARK+でのセミナーにご登壇いただく予定の他、有料メンバー限定で直接お話できる機会も設けます。より詳細を聞いてみたい方は、ぜひCAREER MARK+への参加をご検討ください。

 

セミナーを終えて

煩雑な為つい避けていた税金制度の詳細を大変分かりやすく解説していただきました。業務委託を考えている人から、税金のいろはを知りたい人まで、様々なステージで参考になるセミナーだったのではないでしょうか。帯同による海外在住は一般的には特殊なケースであり、私自身も情報収集に非常に多くの時間を割いています。しかし、一人で考えるのではなく、思い切ってプロに頼る事で道が開かれていく感覚を持ちました。いつか役立つだろうと気軽に参加しましたが、帯同経験のある加藤様の具体的なアドバイスを伺い、心強い味方に出会ったような気がしました。思わぬ発見と、新たな働き方の可能性を見い出せたセミナーでした。



<お知らせ>

-CAREER MARK+ メンバー募集中!

CAREER MARKでは、駐在員パートナーの皆様が帯同期間中もさらにキャリアを重ねることができるよう、キャリアプラットフォーム【CAREER MARK+】を7月より開始しました。

このキャリアプラットフォームでは、今回の加藤朋子様のようなスキルアップに繋がるセミナーはもちろん、キャリアセミナーの開催や、駐在員パートナー同士の交流など様々なイベントを予定しています。世界中の仲間と繋がり、学び、再就職に向けて帯同中から準備できる場所です。自分一人では心細いキャリアの悩みも、世界中にいる仲間と一緒なら踏み出せる一歩もあるはず。

現在メンバー募集中!詳しくは下記をご参照ください。

CAREER MARK+ 

https://careermark.net/#careermark-plus

 

-毎月イベントを開催しています!

詳細が決まりましたらご案内いたしますので Instagram / Facebookのフォローをお願いいたします。

 

文・CAREER MARKインターン8期 川上 薫

 

ハッシン会議4期インターン募集説明会『広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう』


2023年8月4日にハッシン会議とCAREER MARKの共催で、ハッシン会議 4期インターン募集説明会『広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう』が開催されました。

「広報やPRという仕事に興味はあるけれど、実務経験がないから私には縁のない話…」と思っている方、いらっしゃいませんか?実は「広報PR力」を身につけることで、世界中どこからでも働ける可能性が広がるんです!

今回のセミナーでは、ハッシン会議 代表取締役の井上千絵様に『なぜ今広報・PRが必要なのか?』について語っていただきました。今回はインターンディレクターで、もと駐在妻でもある増田優子様、実際にインターンとしてご活躍中の2名の方にもご登壇いただき、「帯同中だからこそできるチャレンジ」としてハッシン会議のインターン活動をご紹介いただきました!




【登壇者のご紹介】

井上千絵様

ハッシン会議 代表取締役

2007年 名古屋テレビ放送株式会社入社、報道記者として7年、その後2年は宣伝広報に従事。2010年から2年間は局を代表してテレビ朝日「報道ステーション」にディレクター出向。2016年に退職後、慶應大学大学院メディアデザイン研究科にて修士号取得。2020年株式会社ハッシン会議を設立。これまで30社以上のベンチャー・スタートアップ企業の広報PRや広報人材育成を支援。2021年8月より武蔵精密工業のCCP(コーポレートコミュニケーション責任者)就任。著書に「ひとり広報の教科書」(2022年11月出版)

株式会社 ハッシン会議

個人事業主・スタートアップ向けの「PRコミュニティ」運営、広報人材を育成したい企業向けの「最強広報の組織づくり」サービスを通じて、お客様の企業規模やフェーズに合わせて中長期で持続的な発信活動を行う組織作りを伴走する。

 

モデレーター:鎌田薫

CAREER MARK共同代表

大学卒業後、金融業界、リクルートを経てハリウッドビューティサロン支配人に。企画営業、新規事業企画、経営企画などに従事。育児休業復帰直前に夫の駐在が決まり1年8ヶ月ロンドンヘ。帯同中に在英日本人女性のコミュニティを立ち上げ、これからのキャリアを見据え、コーチング資格を取得。本帰国後、WEBメディア「LAXIC」編集長就任。在任中にCAREER MARKの前身となる、駐妻キャリア支援プロジェクトを立ち上げ、2020年4月フルリモート体制で事業化。2022年10月より再びロンドン駐在帯同中。

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なぜ駐在妻×広報PR?

CAREER MARK 鎌田は、過去の経験から「何をするにも広報・PR力が大事。どんなにいい商品やサービスがあっても戦略を立ててしっかりPRできなければ、消費者と繋がらないし知ってもらえない」と、感じていたそうです。そんな時、ハッシン会議 井上様と出会い、ハッシン会議でのコミュニティで広報PRについて学び、より広報・PRという仕事の重要性を実感しました。

駐在帯同をきっかけに、個人ブログやSNSの投稿など、自分自身が発信者になる方も多いかと思います。そのような経験を本帰国後のキャリアに繋げることができればというお二人の思いから、CAREER MARK×ハッシン会議が提携し、ハッシン会議インターンの募集が行われました。

 

ハッシン会議は「広報力育成のために伴走する組織」

井上様が代表を務めるハッシン会議は、「企業内の発信力を強化し、​​自社内で持続的な発信を行えるようにすること」を大切にして、クライアントが広報PRの外注を卒業できるような発信力を身に付けるサポートをしています。

「『当事者の発信』が社会を動かす原動力になる」と井上様。

これまでの「広報」は、新しいサービスや商品が出た際にプレスリリースを出し、それを目にしたメディアが消費者に届ける…という形態が一般的でした。しかし現在は、プレスリリースだけでなく、SNSや企業HP内のブログなどのオウンドメディア等、情報発信のプラットフォームそのものが多様化しています。また、消費者自身が情報を拡散できるようになったことにより、「消費者自身もメディアの一部になっている」という変化が起きています。そのため、PRをメディアに委ねるのではなく、コンテンツやサービスを生み出している企業自身から発信していくことが非常に重要になっているのです。



転職市場で評価される『広報PR力』とは?

 

「企業としても、『発信力』を持つ人材を求めている。広報PR力を持つ人材は転職市場においても評価されやすい」と井上様。実際のニュース記事を事例に取り上げながらご紹介いただききました。「SNSの普及もあって、『PR=SNS運用』と思われがちだが、実際はSNSさえ出来ればいいというわけではない。必要とされているのは、『経営者との適切なコミュニケーションをとりながら、PR施策の実行経験のある人材』です」とお話されました。

広報経験が全くない私は井上様のお話を伺い、「広報PR力というのは『バズらせる』力ではなく、社内外とのコミュニケーション力と持続的な発信力の両輪なのだ」と理解できました。

 

もと駐在妻が語る、広報PRキャリアの魅力

井上様がお話された、「経営者との適切なコミュニケーションをとりながら、PR施策を実行していく」という実務を経験できるのがハッシン会議インターンの魅力。では、インターンは実際にどんな活動を行っているのでしょうか?セミナーでは、インターンディレクターを務める増田優子様にインターン活動内容をご紹介いただきました。

 

増田様ご自身も、中国・北京への駐在帯同をご経験されたもと駐在妻。コロナ禍による緊急一時帰国により、どのコミュニティにも入っていなかった当時のご自身を、増田様は「まるで宇宙を彷徨うハエのようだった」と語られていました。

そんな増田様を支えたのは、広報というキャリアでした。「転居や出産、駐在帯同等のライフイベントで断続的ではあったけど、広報PRの仕事にずっと関わってきたから今の自分がいると思う。今も、いつどこにいくかはいつもわからない状態だけど、広報PRのお仕事は世界中どこでもできます!」と増田様。

駐在帯同、キャリアの断絶を経験している増田様だからこそ語れる広報PRというキャリアの魅力を伺い、励まされる思いでした。

 

ハッシン会議 駐在妻インターンの声

また、今回のセミナーでは実際にインターンとしてご活躍中の2名の方にもお話を伺うことができました。お二方からの声を抜粋して紹介させていただきます。

 

★「大変なのは日本との時差。SNS運用を担当しているクライアントと直接コミュニケーションをとりづらいです。しかしできないことより、自分がチームにどんな貢献ができるかを考えて活動しています。世に出るモノやサービスのために働くことができるので、やりがいがあります!」

 

★「ビザの関係でキャリアを続けることができず、暗黒期を過ごしていた時にハッシン会議のインターンと出会いました。インターンに参加した当初は『私は何もできない!』と落ち込んでいましたが、『自分に何ができるのか、どのポジションに立つのが適任なのかを考えて自分の役割を果たすことで、チームとしての目標も達成できる!』と思えるようになりました。」

 

他にも、「駐在帯同中の不安や自信喪失が強かったけど、私でもできることがある!と自信になった」「駐在帯同中の今、自分は何を優先したいかを考えることができた」といった感想も。帯同中だからこそ、未経験のフィールドや興味のあったことにチャレンジする醍醐味を感じました!


広報PR力が身につく!ハッシン会議でのインターン活動

駐在帯同中にも広報PRの仕事を体験できる機会として、ハッシン会議ではSNS運用サポート、クライアントとのミーティングへの参加、ライティング、情報開発(広報活動のためのリサーチ・分析)など、幅広い業務を経験できます。

キャリアにブランクがあり、自信や経験がなくても、インターンとして活動することで、働くためのウォーミングアップの機会にもなります。

また、駐在妻・ママという軸から離れて、世界中のインターン仲間と繋がれたり、世の中との接点を持つことができたりと、駐在帯同期間がより充実したものになるのではないでしょうか。

すでに今期のインターン募集は終了していますが、ハッシン会議では定期的にインターンを募集しております。CAREER MARKのInstagramや公式HPでもお知らせしていますのでフォローしてみてください。

 

さいごに

セミナーの最後に、井上様が参加者からの質問に答えました。「広報PRという仕事はどんな人が向いていますか?」という質問に対し、「新しいことや、未知のものに臆せず何でもやってみよう!と思える人」と回答されていたのが印象深く残りました。好奇心や向上心・チャレンジ精神は、まさに帯同中に獲得できる人間力でもあります。帯同中だからこそチャレンジできること、帯同中にしか経験できないことをこれからももっと積み重ねていこうと改めて思えたセミナーでした!

<お知らせ>

-CAREER MARK+ メンバー募集中!

CAREER MARKでは、駐在員パートナーの皆様が帯同期間中もさらにキャリアを重ねることができるよう、キャリアプラットフォーム【CAREER MARK+】を7月より開始しました。

このキャリアプラットフォームでは、本帰国後に再就職した先輩から体験談を聞ける機会はもちろん、キャリアセミナーの開催や、駐在員パートナー同士の交流など様々なイベントを予定しています。世界中の仲間と繋がり、学び、再就職に向けて帯同中から準備できる場所です。自分一人では心細いキャリアの悩みも、世界中にいる仲間と一緒なら踏み出せる一歩もあるはず。

現在メンバー募集中!詳しくは下記をご参照ください。

CAREER MARK+ 

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文・CAREER MARKインターン7期 近藤千裕

CAREER MARK+トーク会第1弾 レポート 『再就職のための3つの準備~経験者に聞く!失敗と乗り越え方~』


2023年7月26日、CAREER MARK+のトーク会第1弾が開催されました。

ゲストは、これまでCAREER MARKの公式ブログでもインタビューさせていただき、スキルアップ部でも講座を何度も開催され人気を博しているもとイギリス駐在妻の平野桃子さんです。ご自身のこれまでの再就職・転職活動についての体験談を率直にお話いただきました。

CAREER MARK公式ブログ「もと駐在妻の再就職リアルストーリー」

平野桃子さんインタビュー

「駐在帯同の経験をどう活かす?『働き続けるために一歩ずつ』」

 

平野桃子さん開催スキルアップ部講座レポート

「宅建資格と女性のキャリア〜資格取得で広がる未来の選択肢〜」

 

再就職・転職活動の成功事例はインターネット上でもよく目にするものの、「本当にそんなにうまくいくの?」「成功した事例しか書いていないのでは?」と疑問にも思いがち。また、帯同中の方は本帰国後の生活を具体的に想像しづらいかもしれません。

今回のトーク会では、帯同中から始められる準備はもちろんのこと、本帰国後に行った再就職活動のリアルな体験談、そして変化する環境の中で平野さんがどうキャリアと向き合ってきたのかについても、平野さんご自身の事例をもとにお話いただきました。

「ブランクもあるし、再就職する自信がない…」という参加者の不安が解消された会を、ダイジェスト版でお届けします!

 

平野桃子さんプロフィール

不動産会社に約10年勤務の後、駐在帯同のため2017年に退職し、イギリス・ロンドンに渡る。現地では語学学校に通いその後就労も経験(週3回勤務)。2019年に本帰国し第二子を出産。保活後に再就職し、転職も経験。CAREER MARKではスキルアップ部にて宅建講座を3度開催し、人気を博している。

 

 

 

再就職のための『3つの準備』とは?

約2年のイギリス駐在帯同を終えて本帰国し、再就職活動に臨んだ平野さん。再就職活動の際、下記の3つの準備を行ったそうです。

①少し先のスケジュールを見据えて、時系列で戦略を立てる

②『今できること』のTo Doリストを作成する

③自分に自信を持つ、自信をもって面接に臨めるよう準備をする



①少し先のスケジュールを見据えて、時系列で戦略を立てる

平野さんはまず『未来のスケジュール』を立てたそうです。今から3年後、5年後、10年後…と、ライフイベントとご自身のキャリアプランをあわせて書き出していたと仰っていました。トーク会では、「帯同前にこのお話が聞きたかった…!」と思うほど、実際に平野さんが書き出した項目について具体的に教えていただきました。

「再就職しなきゃ!とりあえず職務経歴書を書かないと!」と思っていた矢先にこのお話を伺い、自分が再就職後の生活やキャリアプランを充分に考えてなかったことに気づくことができました。

 

②『今できること』のTo Doリストを作成する

このトピックのなかで、意外に思ったのが「困った時に相談できる人をリストアップする」というお話でした。生活環境がガラッと変わることで、平野さんは「相談できる人って誰だっけ…?」と思い出すのに苦労されたそうです。

平野さんは育休取得中にイギリス・ロンドンに渡ったこともあり、「帯同中に現地で友人はできたけど、いざ相談するとなると日本にどんな知り合いがいたかを思い出すのに苦労して…帰国してから『この人に相談すればよかったのに!』と思い出すこともありました」と仰っていました。

 

③自分に自信を持つ、自信をもって面接に臨めるよう準備をする

「キャリアブランクが長ければ長いほど、自信をなくしがちだと思います。しかし、企業もエージェントも『自分に自信がない人』には仕事を任せようとは思わないですよね。再就職・転職活動をこれから行うという人は、まず自分に自信を持つことから始めましょう」と平野さん。

平野さんは転職エージェントについて、「エージェントはキャリアを相談する相手ではない。彼らもビジネスとして面談を行っているので、『この求職者はまだ考えが定まっていないな』と思われると、一気に疎遠になってしまう」とも話されています。

私は転職活動をしたことがなかったため、「再就職するならとりあえず転職サイトに登録して、そこからエージェントの人に面談で話を聞いてもらってから考えよう」と思っていたので、自分の考えの甘さを思い知らされました。

 

しかし、「帯同前の頃のように働く自分」を想像しようとしても、どうしても不安になり自信を持ちづらい方もいらっしゃると思います。平野さんは「私はどうやったら自信が持てる?」「私が自信を持てるのはどんなこと?」と自らに問いかけていくことが重要だとお話されていました。

平野さんは、キャリアの不安を一人で抱えこまず、パートナーや友人、キャリアカウンセラーとの面談やコーチングの活用もお勧めされました。CAREER MARKでは職務履歴書の書き方や添削のサービスだけでなく、キャリアについてキャリアカウンセラー・キャリアメンターに個別に相談できるサービスもあります。再就職活動のこと、キャリアのことを身近な人に相談しづらいと思った時は、プロに話を聞いてもらうという手段も有効だと改めて実感しました。

駐在帯同経験のあるキャリアコンサルタント・キャリアメンターとの1on1サービス

CAREER MARK 1on1キャリアサポート 

 

平野さんのキャリア変遷年表

今回のトーク会では、平野さんご自身が駐在帯同から現在まで辿ってきた、再就職・転職によるキャリアの変遷についても年表形式でご紹介いただきました。

お子様の成長やご自身のスキルアップにより、キャリアもどんどんステップアップしていくことができたという平野さん。まず、こんなに簡潔に年表にまとめられるほど、ご自身のことを徹底的に客観的に捉えていることに驚きました。常にアンテナを張りながら、「今の自分にはどんな市場価値があるか」と、ご自身の立ち位置を俯瞰的に見てキャリアを重ねていく様子を知ることができました。

 

再就職・転職、「思っていたのとは違った」こと

平野さんのキャリアアップはとても順調に見受けられますが、再就職・転職活動においては様々なご苦労や悩み、「思っていたのとは違った」というリアルな体験談を教えていただきました。

私が特に興味深かったのは「年齢を理由に必要以上に委縮してしまっていた」こと。

平野さんが再就職活動を行った当時は「転職できるのは35歳まで」という、年齢上限の認識があったそうです。

「『35歳以上で子どものいる自分はどうせだめだろう』と決めつけてしまい、十分な情報収集や面談を行わなかった。しかし、それは自分の思い込みに過ぎなかった」と平野さん。平野さんご自身も悩み、葛藤されながら再就職活動をされていたことを知り、「悩んでいたのは私一人だけではなかったんだ」と励まされる思いでした。

年齢を重ねていても、帯同によるキャリアの空白があっても、必ず道は開ける。そのためには、「私はできる!」と自分に自信を持って入念に準備すること。平野さんからの素敵なエールをいただき、トーク会は終了しました。

 

このほかにも、転職エージェントとの付き合い方や、転職市場の最新情報など、今回のレポートでは収まりきれないほどのリアルなご経験談を沢山お話いただきました。

今後もCAREER MARK+では先輩を招いたトーク会を開催予定です!今回ご参加がかなわなかった方も、ぜひ次回のご参加をお待ちしております。

 

おわりに

今回の平野さんからのお話をきいて、私は「再就職する」イメージが具体的に描けていなかったことに気づきました。「いずれ本帰国するから、早く再就職活動を始めないと」と思って情報収集していたものの、本帰国後の暮らしや数年後どうありたいかを考えずになんとなく転職サイトに登録しようとしていました

サイトに登録する前の心構えから違っていたんだと反省する一方、「活動を始める前にこのトーク会に参加できてよかった」とも思いました。もしこの会に参加せずに、再就職活動をなんとなく始めていたら…と思うと身がすくみます。

まず私は、駐在帯同で離職期間が長くなってきた今の自分に自信が持てないため「どうすれば自信が持てるのか」から考えることから始めたいです。

平野さん、ありがとうございました!



お知らせ

-CAREER MARK+ メンバー募集中!

CAREER MARKでは、駐在員パートナーの皆様が帯同期間中もさらにキャリアを重ねることができるよう、キャリアプラットフォーム【CAREER MARK+】を7月より開始しました。

このキャリアプラットフォームでは、今回の平野桃子さんのような実際に再就職した先輩から体験談を聞ける機会はもちろん、キャリアセミナーの開催や、駐在員パートナー同士の交流など様々なイベントを予定しています。世界中の仲間と繋がり、学び、再就職に向けて帯同中から準備できる場所です。自分一人では心細いキャリアの悩みも、世界中にいる仲間と一緒なら踏み出せる一歩もあるはず。

現在メンバー募集中!詳しくは下記をご参照ください。

 

CAREER MARK+ 

https://careermark.net/#careermark-plus

 

 

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文:CAREER MARKインターン7期 近藤千裕

CAREER MARK+ スキルアップセミナー第1弾『面接対策にも活かせる交渉術 ~これからの社会に求められる人材とは?~』

2023年7月14日、CAREER MARK+メンバー限定スキルアップセミナーを開催しました。今回は第1弾として、『面接対策にも活かせる交渉術 ~これからの社会に求められる人材とは?~』をテーマに、株式会社ワークシフト研究所 代表の小早川優子様にご講演いただきました。

 

CAREER MARKのオフィシャルサポーターでもあるワークシフト研究所。代表の小早川様は、「女性社長.net」にて、『2022年で最も注目を集めた女性起業家』に選出されました。日本の再就職市場の情報を得にくい環境にある駐在帯同中のメンバーに対して、これからの社会に求められる人材や『交渉術』に関するレクチャーを行っていただき、スキルアップセミナーの第1弾にふさわしい学びの多い機会となりました。

今回はその様子の一部をお伝えします!

 

【登壇者】

株式会社ワークシフト研究所 代表取締役社長

小早川優子

 

慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士/米国コロンビアビジネススクール留学(MBA) 慶應義塾大学ビジネススクールケースメソッド授業法研究普及室認定ケースメソッド・インストラクター。 GEキャピタル等外資系金融機関に約15年勤務。第二子出産後、両立の壁に直面し退職。「育休プチMBA®」に出会い起業。三児の母。名古屋商科大学大学院女性リーダープログラム評価委員 講師として企業、官公庁等年間100回以上登壇。著書に『なぜ自信がない人ほど、いいリーダーになれるのか』(日経BP)

 

※CAREER MARKについてはこちら 

これからの社会に求められる人材とは?

 

<“やりたいこと”より“評価される場所”を見つけよう!>

「キャリア」とはラテン語の「轍(わだち)」が語源。人生そのものが「キャリア」であり、自ら進まないことにはキャリアは出来ません。

小早川様は、キャリアについて「『やりたいこと』より『自分の特徴を評価してくれる場所』を探す方が現実的」とした上で、環境に対して自分をどんな風に変化させていくか戦略的に考えることが重要だと述べられました。

では、このような戦略的思考を身につけるにはどうすればよいのでしょうか?小早川様は、①世界や日本の環境変化を予想するとともに、②60歳頃の自分がどうなっていたいかを想像して長期的ゴールを設定し、③自分の現在の姿・能力とのギャップを分析した上で、④長期的ゴールに近づくための短期的なゴールを設定していくプロセスが必要だとお話しくださいました。

<自信はなくても意欲は3倍示していく>

一般的に、「自信がない」ことは欠点とされることが多いかと思います。しかし小早川様は、「キャリアにおいて、『自信がない』ことがプラスになる」とおっしゃっています。自信がないことで、例えば、計画・準備・リスク管理などをしっかり行うことができるからです。さらに、快適な空間(Comfort zone)を飛び出して、成長空間(Stretch zone)に身を置き、少し自信がないことに挑戦することが成長につながるとした上で、自信はなくてもやってみること、また常に相手に3倍の意欲を示していくことの大切さも説いてくださいました。

私自身も仕事をしていた頃を振り返ると、自分の能力よりも少し背伸びをした業務を乗り越えた後に成長を実感することが出来ていました。そして、日々初めての経験だらけの駐在帯同生活中にも沢山の成長チャンスがあるのではないかとも感じます。必ずしも仕事に関わることでなくても、自分自身を成長させるためにStretch zoneに身を置くことの大切さを痛感するお話でした。

<駐在帯同中から増やせる3つの資産>

また、人生100年時代の今、3つの無形資産「生産性資産(知識・スキル)」「活力資産(肉体・精神)」「変身資産(柔軟性・対応力)」が必要となってくるとも述べられました。キャリアを取り巻く環境が複雑になっている昨今、人生は予定通りには進まないけれど、長期ゴールを定めこれらの資産を獲得していけば、予期せぬ出来事にも柔軟にかつプラスに捉えて対応していくことが出来ること、駐在帯同の経験者は帯同中の様々な経験を通じ、変化に柔軟に対応していける力=「変身資産」を持っていること、などをお話しくださいました。

私自身、就職当時は想像すらしていなかった「駐在帯同による一時的な離職」の只中で、ついつい目の前の生活や子育てのことや帯同中・本帰国直後の生活…と目先のことを考えてばかりになっていました。しかし、帯同中の今だからこそ「60歳の時にどうなっていたいか」をまず考え、それに向けて具体的な短期ゴールを定めていくという考えの重要性、そして「予期せぬ出来事を力に変えて進んでいく」という発想のポジティブさに目の前がパッと明るくなりました。

 

駐在妻・駐在夫が実践できる、駐在帯同中から活かせる交渉術とは?

<WIN-WINとWIN-LOSE、あなたはどのタイプ?>

続いて、交渉術についてお話しくださいました。交渉には「WIN-WINの交渉」と「WIN-LOSEの交渉」の2つの形があるとのお話があり、参加者一人ひとりが自身の交渉の仕方を振り返り、どちらのタイプの交渉になる傾向が強いかを分析しました。

<仕事でも家庭でも、感情的になったらGAME OVER>

また、交渉においては、感情的になったら(させても)GAME OVERとのことです。これは仕事を離れた人間関係や家庭内でも同じことが言えます。さらに、WIN-WIN交渉は、相手に対する共感力が必要であり、女性には得意な分野であることもお話しいただきました。

<採用面接をWIN-WIN面接に変えるコツ>

採用面接をWIN-WIN交渉にするカギとして、①就職を希望する企業の状況把握、②自分が相手の立場だったらどんな人を採用したいかといった観点で相手のゴールを意識する、といった2つのステップの方法を教えてくださいました。また、参加者の多くが女性だったことから、女性が特に陥りがちな転職の罠や意識したい履歴書の書き方のコツなどの具体的なアドバイスをいただきました。

質疑応答

事前に寄せられた質問にもお答えいただきました。

 

①駐在中にしておいた方がいいことは?

CAREER MARKは素晴らしいネットワークなので、たくさんお友達を作ってください(友達の情報力を活用してください)

②迷いを乗り越えるために必要なことは?

ご自分のお子さんが迷っているとしたら、なんとアドバイスしますか?ぜひ思い浮かんだアドバイスをご自分に!

 

他にも今日から実践できるアドバイスや早速調べてみたくなる本の情報などを、たくさん教えてくださいました!

 

セミナーを終えて

「このセミナーが無料で受けられるの?!」、それが受講直後の感想です。

お話を聞きながら、私の長期ゴールはなんだろうという問いが自分の中に浮かび上がってきました。でも、それはとても楽しく前向きなパワーを生み出す問いでもあります。いただいたワークシート(※セミナー申込者のみ配布)を使い、その問いを自分の中でどう具体化させていくか、今後も続くCAREER MARK+の様々な企画も活用しながら考えていきたいところです。

今回は、CAREER MARK+メンバー限定の初めてのセミナー開催でした。セミナー冒頭、小早川様ご自身が子育てと仕事の両立で悩まれたご経験をお話しくださいましたが、セミナー参加者の多くが勇気をもらえたお話だったのではないでしょうか。

 

CAREER MARK+ではこうしたセミナー開催をはじめ、メンバー同士で学びを深める講座や座談会、勉強会なども開催していきます。「駐在帯同」という共通項をもとに集まっているCAREER MARK+だからこそ聞ける講座や座談会を今後もたくさん企画していく予定です!

無料メンバーは随時入会を受付けていますので、少しでも興味を持たれた方はぜひメンバーにご登録ください!!

 

CAREER MARK+お申込みフォームはこちら

 

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文・CAREER MARK インターン7期 板垣  佐保子



CAREER MARK 3周年記念セミナー『駐在帯同中もキャリアを重ねよう!3つのポイント』

2023年5月18日、CAREER MARK3周年記念セミナー『駐在帯同中もキャリアを重ねよう!3つのポイント』が開催されました。セミナーには世界20か国から97名の参加申し込みがあり、同じ想いを持つ仲間が世界中にいることを実感しました! 

「本帰国後の仕事のために、何をすればいいの?」と悩む駐在員パートナー※の方々にむけて、渡航前から本帰国後まで様々なキャリアサポートを展開しているCAREER MARK。

今回のセミナーでは、CAREER MARKを通じてもと駐在員パートナーを採用した企業の代表の方や、本帰国後に再就職したもと駐在員パートナーへのインタビューを交えながら、「駐在帯同中もキャリアを重ねるために必要なこと」について理解を深める機会となりました。

※駐在妻および駐在夫。日本に帰国した方も含みます。

 

※CAREER MARKについてはこちら

採用企業インタビュー:採用につながった評価ポイント

セミナーの冒頭、「なぜCAREER MARKが、駐在員パートナーに特化したキャリアサービスを行っているのか」について紹介がありました。
それは、駐在員パートナーは「日本にいたときのキャリアがある」「渡航後も高い就業意欲を持ち続けている」だけでなく、「駐在帯同で得たスキル・経験を持つ」人材であると考えているためです。
一方で、転職市場では駐在帯同期間を「ブランク」と捉える企業も存在しています。
では、実際に駐在員パートナーを採用した企業は、どのようなポイントを評価し、採用したのでしょうか。

<インタビュー:35 CoCrearion合同会社 代表 桜庭様>

コンサルティング事業や人材開発事業を展開する、35 CoCreation合同会社代表の桜庭様より、もと駐在員パートナーを採用した際に評価したポイントについて説明がありました。

印象深かったポイントは、「失敗をした時の受け止め方」。失敗とどう向き合うか、そもそも「失敗」として捉えるのか?想像とは異なる結果になった際の姿勢が非常に前向きで、次どうしていくかを繋いでいける力を評価されたとのことでした。
確かに、駐在帯同中は想定外の結果や意図していないこともよく起こります。私自身は日頃どう向き合っているかな…と振り返る機会にもなりました。

経験やスキルよりも”人間力”?

聞いていて意外だったのですが、採用された方は当時コンサルティングや人材開発に関する専門知識・経験がなかったそうです。
私も過去に転職サイトを覗いたことがあるのですが、他業界・職種で魅力的な求人があっても「●●の経験をお持ちの方」「▲▲の分野を□年以上携わったことのある方」…と、経験者のみを募集する内容が大多数を占めていてガッカリした記憶があります。

「経験やスキル、業界知識がなければ、再就職は難しいのでは…」と思われがちですが、【ソフトスキル】【人間力】が採用の決め手になっていることがうかがえます。私にもチャンスがあるかも!と希望が持てる一方で、「そうは言っても、採用された方が素晴らしいからでは…」と不安にもなりました。

 

駐在帯同経験は"ブランク"ではなく"成長"

『水平的成長』と『垂直的成長』

続いてキャリアコンサルタントの小橋から「人間は【水平的成長】と【垂直的成長】の2つの方向で成長する」という話がありました。
【水平的成長】では知識量の増加や業務のスキルアップによる成長を指し、スマートフォンで例えると「アプリが増える」ような成長。

一方で、【垂直的成長】とは「人間としての『器』が拡大する」成長であり、スマートフォンで言うならば「OSがアップデートする」ような成長と同様です。

駐在帯同期間中は、日本では経験したことのない葛藤や環境変化による問題に何度も直面します。問題と向き合い解決しようと取り組み続けるうちに、帯同前からは考えられないほど人間力が成長を遂げていきます。

帯同期間はまさに【垂直的成長】の期間とも言えます。

私はこれまで、「自分ではコントロールできない」ような問題にぶつかった時、悲観的になったり落ち込んでいたりと、何かと感情的な行動に走りがちでした。

しかし1年経った現在では、自分の思い通りにならなかった時でも、感情と事象を切り離して向き合えるようになってきた…と自分自身の変化を実感しています。
仕事をしていなくても、実は自分が想定していなかった人間的成長を遂げている。これって「垂直的成長」だったんだ!と納得できました。

でも、これはあくまでも私自身の”エピソード”にすぎません。企業に「私はこんなに成長しました!」と言うだけでは伝わらないように思えます。では、企業にどうやって自分が「どんな自分であるか」が伝わるのでしょうか。

 

もと駐在員パートナーインタビュー:帯同中に発揮したスキル

今回のセミナーでは、実際に駐在帯同を終えた後に再就職した2名のもと駐在員パートナーへ「帯同中にどんなことに取り組みましたか?」というインタビューもありました。
帯同期間中でやること、と考えると「再就職にむけて資格取得の勉強」「英語や現地の言語スキルを伸ばす」といったスキルアップ(=先述の【水平的成長】)を思い浮かべていました。

しかし、お二方が話されていたのは「地域活動のリーダーを担う」「子どもの学校でPTA役員になる」…等、帯同中の今しか経験できないチャレンジングなことに、あえて自分で手を挙げて取り組んでいたことでした。
帯同期間をどう過ごしていくか自分で決めて、決めたことに対してどう取り組んでいくか、そのチャレンジを通じて何を得たのか?自分の経験談を忘れないうちに、帯同期間中に書き留めておこうと思いました。


まとめ:駐在帯同中もキャリアを重ねる3つのポイント

セミナーではこの他にも、スキルを言語化する方法や、職務経歴書の書き方OK・NG例の紹介など、再就職活動に繋がるヒントが盛り沢山で、大変学びの多い時間となりました。
最後に、キャリアコンサルタントの林より、今回のセミナーのテーマである【駐在帯同中もキャリアを重ねる】ための3つのポイントの紹介がありました。

  1. 過去の仕事を棚卸しする
  2. 自分がやろうと思ったことをする
  3. スキルを言語化する

過去の仕事を棚卸しし、自分のスキルを言語化していくことで、「私はどんなスキルを帯同中も発揮していたのか」「自分にはこんな強みがあった」ということを知ることができるとのこと。過去の仕事に紐づく、自分の持つ強みやスキルを理解することが、企業にアピールするときの大きな土台になるのです。


駐在帯同中は人間的な成長を得られる期間で、仕事以外の場面で強みやスキルを発揮できる、人生でも貴重な時間です。帯同=キャリアが終わった、ではなく、帯同中だからこそ得られる経験やスキルがあることを改めて確認できる機会となりました。


あとがき

私自身も、駐在帯同する際に退職し「夫のキャリアのために私のキャリアが犠牲になった」と落ち込んでいた一人です。しかし今回のセミナーを通じて、「駐在帯同でもできることがあるんだ!」「帯同中に自分の力で乗り越えたエピソードが、こんな形でスキルとしてアピールきるんだ!」と多くの気づきを得ることができました!

一方で、本帰国後すぐ再就職活動できるよう、今のうちから渡航前・帯同中に自分が経験したことをどう「スキル」としてアピールできるか…が私にとってのこれからの課題だとも感じました。
ひとりでは行き詰まっていたキャリアの悩みを、「こんな捉え方もできるんだ」と前向きに考えるヒントをもらえたセミナーでした!

 



お知らせ

-7月よりCAREER MARK+が 始まります!
今後、駐在員パートナーの皆様がさらに帯同期間中もキャリアを重ねることができるよう、CAREER MARKではキャリアプラットフォーム【CAREER MARK+】を新たに立ち上げることになりました。
このキャリアプラットフォームでは、キャリアセミナーの開催はもちろん、駐在員パートナー同士の交流や、実際に再就職した先輩から体験談を聞ける機会など様々なイベントを予定しています。世界中の仲間と繋がり、学び、再就職に向けて帯同中から準備できる場所です。自分一人では心細いキャリアの悩みも、世界中にいる仲間と一緒なら踏み出せる一歩もあるはず。
現在メンバー募集中!さらに6月30日までは第1期有料メンバー(6ヶ月6,600円、税込)を募集しています!有料メンバーになると、限定座談会・勉強会への参加や個別相談セッション(30分相当)を無料で利用可能!詳しくは下記をご参照ください。

 

CAREER MARK+ 
https://careermark.net/#careermark-plus

 

-毎月イベントを開催しています!
詳細が決まりましたらご案内いたしますので Instagram / Facebookのフォローをお願いいたします。



文・CAREER MARK インターン7期  近藤 千裕

 

 

 

 

人的資本経営時代における新しい採用

2023年3月24日、DAS株式会社とCAREER MARKの合同セミナー『人的資本経営時代における新しい採用』が開催されました。

「人的資本経営」への関心が高まっている日本では、人材は流動的になり、その継続的な確保はより難しいものになりました。さらに、人材の価値を最大限に活かし、企業価値向上につなげる必要があります。

企業はどのように採用方法や市場を見直す必要があるのでしょうか?

今回はそのような課題への1つの解決案として「人的資本経営時代における新しい採用」と題し、CAREER MARK共同代表の鎌田薫とDAS株式会社 取締役CCOの芹沢美稀様が対談しました。

【登壇者のご紹介】

芹沢 美稀 様
DAS株式会社 取締役CCO
SNSマーケティングエージェンシーのボードメンバーとして、SNS黎明期から、日本におけるSNSマーケティングの第一人者として啓蒙活動や、SNS運用におけるフローを確立し、大手企業を中心に多数支援。また、業界の発展のため、セミナー講師や書籍の執筆なども行う。その後、広報PRなどを担当した後、管掌役員として管理業務全般を統括。IPO準備責任者として、2021年12月にマザーズ市場(現:グロース市場)へ新規上場を果たした。現在は海外先端テック企業のJAPAC進出支援をするDAS株式会社の取締役CCOとしてコミュニケーション全般を統括。

鎌田 薫
CAREER MARK共同代表
大学卒業後、金融業界、リクルートを経てハリウッドビューティサロン支配人に。企画営業、新規事業企画、経営企画などに従事。育児休業復帰直前に夫の駐在が決まり1年8ヶ月ロンドンヘ。帯同中に在英日本人女性のコミュニティを立ち上げ、これからのキャリアを見据え、コーチング資格を取得。本帰国後、WEBメディア「LAXIC」編集長就任。在任中にCAREER MARKの前身となる、駐妻キャリア支援プロジェクトを立ち上げ、2020年4月フルリモート体制で事業化。2022年10月より再びロンドン駐在帯同中。

 ――

※CAREER MARKについてはこちら                                        

 

DAS株式会社は「海外先端テック企業のJAPAC展開サポート」をしている会社です。しかし、海外の先端テクノロジーを導入するだけでは不十分で、そのコンテキストを理解し使える人材を育てていく必要があると、芹沢様は提言します。そのような背景から、教育の必要性とDX人材の育成という視点を含めて今回お話しいただきました。

ブランク期間、ブランク人材って本当にブランク(空白)?

芹沢様は、駐在帯同している人の「ブランク」は、海外での生活基盤を作ったり、新しい価値観に触れたり、人として成長する期間なのではないかとおっしゃいます。就職活動において「なにもしていなかった期間」という印象を与えがちな「ブランク」という言葉について本当にそうなのか、CARRER MARK 鎌田に問いました。鎌田は、自身の駐在帯同生活を振り返り、様々な価値観に触れ柔軟性や生活の不便さに適応する力などが養われる期間だと答えました。

また、次のキャリアについて考えている駐在帯同者からは「自分は何が好きなのか」「どんなことを学んでいきたいのか」といった自己認識を通してリスキリングをし、学びを深める姿勢がうかがえると話します。そのスキルを持って就職活動をするため、企業側も高い志やスキルを持った人材を獲得することができる、とこれまでの成功例を紹介しました。

企業の方にはブランクの期間の活動についても目を向けていただき、駐在帯同中の皆さんにはこのブランク期間をただのブランクとして終わらせないよう職務経歴書や面接でアピールすることが大切とも言えますこのようなことから、芹沢様は企業のブランクに対する考え方と働き方への柔軟性を高めることで、多くの企業が自社にとって優秀な人材に出会えるのではないかと話しています。

リスキリングとワークラーン採用とは?  

「リスキリング」とは、新しい仕事に就いたり、今の業務で必要とされるスキルの大幅な変化に適応したりするために、必要なスキルを獲得する、あるいは企業がさせることです。

しかし、「リスキリングをしても学んだことを活かせない、活かせる職業に就けないという方も少なくない」と鎌田は話します。そんな中、ワークラーン採用を用いているDAS株式会社に対し、鎌田は「学びながら働ける仕組みがどのように発展したのか」を問います。

DAS株式会社は、デジタル人材への転身を考えている方に対し、DX人材を育成するコースを受講していただき、そのコースを修了したら転職先を紹介するという取り組みなどを実施されていました。

また先述した通り、先端テクノロジーを理解して使っていく人材の育成が必要だと考えるDAS株式会社は、ワークラーン採用という取り組みを開始しています。「ワークラーン採用とは、デジタル人材になりたいけど学ぶ時間も費用もないと諦めている非デジタル人材の方に対して、企業が“学びの機会”と“給与をもらいながら働く環境”を提供し、最終的に就職する機会も提供する新しい取り組みです。」芹沢様は、「未経験者であっても新しい分野に挑戦できて、実際に働くことでその組織の文化を知ることができるため、人にとっても企業にとってもメリットがある」と話します。この取り組みに賛同する企業も増えており、DX人材の育成機会も広がる見込みだそうです。

リターンシップのメリットとは?

鎌田は、CAREER MARKで活動するインターンとの関わりの中で、コミュニケーション力や調整力など、人材が持つスキルには履歴書や職務経歴書だけでは表されない部分も多くあり、一緒に業務にあたることによって分かることがある、ということに気づいたそうです。その経験から、一定期間企業で実際に働き、企業側に人材のスキルや志向を理解してもらった上で採用につなげることができればお互いにとって良い方向に進むことができると考え、生まれたのが「リターンシップ」というサービスです。1ヶ月から最長3ヶ月間、就労体験することで、就業後におこるミスマッチを防ぐことができます。

参加者からの質問と回答

参加者からの質問にも答えていただきました。

①デジタルの未経験者ですが、他業種経験者からでも転職可能でしょうか。

芹沢様:ハイスキルであったり資格保有者である必要はありません。また、デジタルと一口に言ってもマーケターやデータアナリストなど様々な職種があるので、自身のなりたい姿を明確にすることが大切です。

②社会人インターンシップにおいて採用企業と合意や確認しておくべきポイントを教えてください。

鎌田:リターンシップを設計する中で見えてきた4つのポイントを紹介します。

  1. インターンシップの期間やスケジュール
  2. 業務内容や自身が何を学びたいのか等の目的
  3. 採用時の報酬や待遇
  4. 企業でのコミュニケーションツールや使用頻度、報告書の有無や期限など

あとがき

目まぐるしく変化していく就活市場において、新しい採用の方法や働き方の多様性があるということが分かりました。また、ブランクがある人材にとってもリターンシップなどを通して就職活動をすることで、企業とのミスマッチがない就業が可能になると感じました。さらに、このような最新の情報を収集する力も必要だと痛感し、アンテナを張りながら今後の就職活動に活かしていきたいと思います!


お知らせ

―4月22日にCAREER MARKが3周年を迎えました!
3周年を記念してセミナーを開催します!

CAREER MARK 3周年記念セミナー

「駐在帯同中もキャリアを重ねよう!3つのポイント」

日時:2023年5月18日(木)午後1:00~2:00(日本時間)

申込締切:2023年5月15日(月)正午(日本時間)

お申込み・詳細はこちらをご覧ください

https://forms.gle/EofFCmtATu9NiA2E8

 

―毎月イベントを開催しています!
詳細が決まりましたらご案内いたしますので、Instagram/Facebookのフォローをお願いいたします。

 

 

文・CAREER MARK インターン7期  須藤 みのり

「広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう」ハッシン会議インターン募集説明会


2023年2月6日にハッシン会議とCAREER MARKの合同セミナー『広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう ハッシン会議インターン募集説明会』が開催されました。

 

身につけられれば世界中どこからでも働ける可能性がある「広報PR力」。

広報PRってどんな仕事?どんな人が広報PRに向いている?

駐在帯同中でもスキルを身につけるチャンスはあるの?

参加者からの質問にもお答えしながら、CAREER MARK 共同代表の鎌田薫と、ハッシン会議 代表取締役の井上千絵さんが広報PR力について語りました。

 

 

【登壇者のご紹介】

井上 千絵さん

ハッシン会議 代表取締役

2007年 名古屋テレビ放送株式会社入社、報道記者として7年、その後2年は宣伝広報に従事。2010年から2年間は局を代表してテレビ朝日「報道ステーション」にディレクター出向。2016年に退職後、慶應大学大学院メディアデザイン研究科にて修士号取得。2020年株式会社ハッシン会議を設立。これまで30社以上のベンチャー・スタートアップ企業の広報PRや広報人材育成を支援。2021年8月より武蔵精密工業のCCP(コーポレートコミュニケーション責任者)就任。著書に「ひとり広報の教科書」(2022年11月出版)

 

株式会社 ハッシン会議

個人事業主・スタートアップ向けの「PRコミュニティ」運営、広報人材を育成したい企業向けの「最強広報の組織づくり」サービスを通じて、お客様の企業規模やフェーズに合わせて中長期で持続的な発信活動を行う組織作りを伴走する。

鎌田薫

CAREER MARK共同代表

大学卒業後、金融業界、リクルートを経てハリウッドビューティサロン支配人に。企画営業、新規事業企画、経営企画などに従事。育児休業復帰直前に夫の駐在が決まり1年8ヶ月ロンドンヘ。帯同中に在英日本人女性のコミュニティを立ち上げ、これからのキャリアを見据え、コーチング資格を取得。本帰国後、WEBメディア「LAXIC」編集長就任。在任中にCAREER MARKの前身となる、駐妻キャリア支援プロジェクトを立ち上げ、2020年4月フルリモート体制で事業化。2022年10月より再びロンドン駐在帯同中。

 

※CAREER MARKについてはこちら

 

なぜ駐在妻×広報PR?

CAREER MARK 鎌田は、「何をするにも広報力・PR力が大切。どんなにいい商品やサービスがあってもPRできないと消費者と繋がらない。」と、過去の経験から感じていたそうです。そんな時、企業の中で個人の広報PR力・発信力を高めるお手伝いをしているハッシン会議 井上さんと出会い、改めて広報PRの大切さを実感。

駐在帯同をきっかけに、個人ブログやSNSの投稿など、自分自身が発信者になる方も多いかと思います。そのような経験を本帰国後のキャリアに繋げることができればというお二人の思いから、CAREER MARK×ハッシン会議の合同セミナー、そしてハッシン会議インターン生の募集が行われました。

 

"誰もが自ら発信する時代"へ

井上さんが代表を務めるハッシン会議は、単純に広報PR業務を請け負うPR会社ではなく、「企業内の発信力を強化し、​​自社内で持続的な発信を行えるようにすること」を大切にして、各企業が広報PRの外注を卒業できるような発信力を身につけるサポートをしています。

これまでは「広報」というと、プレスリリースを出してメディアが消費者に届けるという形態が一般的だったのに対し、今はSNS運用・プレスリリース・オウンドメディア(企業HP内のブログなど)など情報発信のプラットフォーム自体が多様化しています。また、それを見た消費者自身が情報を拡散でき、消費者自身もメディアの一部になっているという変化があります。

 

働き方の変化

今まで広報を必要としてこなかった会社でも、最近では広報の必要性を認識し始める傾向があると、井上さんはおっしゃいます。

そのため、フリーランスやスタートアップ企業などでは、異業種や未経験から広報キャリアをスタートさせる人が多く、勤務形態も様々。フリーランスで活動する方や、会社員の副業として広報PRを行っている方も増えており、働き方が多様化しているそうです。

ハッシン会議も社員全員がフルリモートで勤務しています。

一方、大企業の広報の中途採用は、過去に広報経験が複数年あることを求められるケースが多いそうです。

 

広報PRに必要な「5つの力」とは?

今回のセミナーでは「5つの発信力」についてご紹介いただきました。

それは「ライティング力」「撮影力」「デザイン力」「SNS力」、そして「メディア力(プレスリリース発行やメディアの取材を獲得する力)」。この5つの力を身につけていくことが「自ら発信する力」を伸ばすことにつながるそうです。

 

続けて、広報PRに向いている人の特徴についてもお話いただきました。

1つ目の特徴は、人と話すのが好きであること。営業経験者など、色々な人と関係構築していく力のある人が向いているそうです。

2つ目は、少し引いたところから物事を見ることができる人。所属する企業やPRを担当する企業やサービスに対し、どんなに熱い思いを持っていたとしても、受け手側との間に温度差やギャップが生じることも時にはあります。そのため、冷静に物事を見ることが大事だそうです。

 

駐在帯同中にスキルを身につけるには?

「駐在帯同経験が、広報PR活動に活きることはあるのか?」という質問には、ハッシン会議の広報PRサポーターで、駐在帯同経験がある増田優子さんからこのような回答がありました。

「(駐在妻の皆さんも)渡航前から住居やスーパー、子供の学校など現地のあらゆる情報集めをしたはず。広報PR活動にも必要な情報収集力が、自然と身についているんです!新しい土地で新しい人とコミュニケーションを取ることは、そのままメディアコミュニケーション時に活きてきます。

また、駐在帯同期間中はオンラインツールに触れる機会が多いと思いませんか?あらゆるSNS、現地でしか使えないアプリなどを試しに使ってみる、やってみる、その経験が広報PR活動時にも役に立ちます。」

 

続けて、「駐在帯同中に自分でスキルアップするには何をしたらよいか?」という質問には、井上さんから、

「海外からでも日本の電子書籍を読むことができるのであれば、広報PR関連の書籍を5冊くらい読んでみてはどうでしょうか。複数冊読むと、その分野における自分の向き不向きや好き嫌いが見えてきますよ。

また、風を読むこと。トレンドを知っておくことや、メディアを読み、日本で今何が話題なのかを知ることが大切だと思います!」

という回答がありました。

 

駐在帯同生活をする上で必要不可欠な現地の情報収集、お友達作り、新たなアプリの使用などが、そのまま広報PR活動に活きてくるというのはとても興味深く、駐在妻にとって心強い経験談だと思います。

また、日本の情報から隔離されてしまいがちな海外の環境でも、常にアンテナを貼ってトレンドをキャッチする習慣をつけることや、本を読んでインプットし続ける大切さにも気付かせていただきました。

 

ハッシン会議では、広報担当者達が集まる「PRコミュニティ」という場を提供しています。メンバーには未経験から広報を始めた人も。そこで得られたノウハウやTipsをまとめた井上さんの著書『ひとり広報の教科書』は、これからのキャリアで広報に携わることを考えている人にはぜひ読んでいただきたいです。

 

広報PR力が身につく!ハッシン会議でのインターン活動

駐在帯同中にも広報PRの仕事を体験できる機会として、ハッシン会議では定期的にインターン生を募集しています。

インターン活動として、ハッシン会議のSNS運用サポート、クライアントとのミーティング参加、ブログの執筆、情報開発(広報活動のためのリサーチ・分析)、新規プロジェクトのサポートなど、幅広い業務を経験できます。

 

キャリアにブランクがあり、自信や経験がなくても、インターン生として活動することで、また働くためのウォーミングアップの機会にもなります。

また、駐在妻・ママという軸から離れて、世界中のインターン仲間と繋がれたり、世の中との接点を持つことができたりと、駐在帯同期間がより充実したものになるのではないでしょうか。

 

すでに今期のインターン生の募集は終了してしまっていますが、CAREER MARK、ハッシン会議ともに定期的にインターンを募集しておりますので、ぜひInstagramや公式HPをフォローしてみてください。

 

あとがき

SNSが一般化して情報発信が多様化し、私たち自身がメディアになれる時代。何かをうまくPRできる力はとても大切なライフワークスキルだと感じました。

今後、企業に務めたとしても、フリーランスで働いたとしても、働かなかったとしても、きっと役に立つ広報PR力。駐在帯同期間をうまく利用して、広報PR力を身につけてみませんか?本セミナーがそのきっかけとなれば幸いです。

 

 

文・CAREER MARK インターン6期 斉藤

 

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