CAREER MARK公式ブログ

駐妻キャリア支援CAREER MARKのブログです。 駐在妻・もと駐在妻の人材紹介を通して「また働きたい駐在妻」と 「もっと成長したい企業」をつなぎ、 ブランクがあってもまたチカラを発揮できる社会を目指しています。 駐在妻の再就職インタビューやキャリアセミナーレポートなどを掲載中!

帰国後キャリアセミナー5期 第1回

帰国後キャリアセミナー5期第1回について

2021年2月2日に、帰国後キャリアセミナー5期がスタートしました。
帰国後キャリアセミナーはその名の通り、駐在帯同から帰国した方を対象に開催している、4回シリーズのセミナーです。CAREER MARK(CM)の理念である、「世界中の駐妻が、自分を活かすキャリアを見つけられるよう支援する」を実現するために発足当初から行ってきた、CM主催セミナーの中でも一番人気の講座です。
今回は、アメリカ、イギリス、中国に帯同していた計4名の方が参加。3月まで隔週でセミナーを開催します。

モヤモヤを晴らしていこう

もと駐妻「駐妻って、できる人が沢山いるの」「私も帯同中、そんな駐妻仲間と色々とトライしてみて好評だったし、もう一度就職したらそれなりに貢献できるんじゃないかって思う。ただ、いざ職務経歴書を書こうと思うと、言葉が出てこなくて。。」

・私は何ができるって言えるんだろう?
・帯同中のボランティアって、仕事って言えるのかな?
・そもそも今、どんなキャリアの選択肢があるのだろう?

そんなモヤモヤの呪縛状態から、「キャリアを振り返る作業を通して徐々に自分を客観視し、最後には自信をもって『できること』『やりたいこと』を採用担当者に伝えられるようになる、それがこのセミナーの目的です」自身も駐妻だったという笑顔満載のキャリアコンサルタント、林眞帆からそう言われると、よし、私もやってみよう!そう思えてくるスタートでした。

「キャリア≠仕事だけ」「離職期間≠ブランク」

次に林から出てきたのがこの言葉。
「キャリアというのは社会における役割の組み合わせ。母として、妻として、学生として、地域人として生きている時間もキャリアになる。仕事から離れブランクと感じがちな帯同期間も、人生全部がキャリアと考えたら、あなたらしさを語る、ブランディング期間と捉え直すことができる」

目から鱗の発想でした。でも言われてみれば、仕事をしているのは社会人になってからの時間の一部。一日8時間働いたとして、1/3しかない。それ以外の時間にしたことも、全部「私らしさ」だし、むしろそれ以外の時間の方が私らしさが出ていたかもしれない。
では、私らしさとは具体的に何?これまで仕事は何をしてきて、どんな力がついたのか?その時どう感じていたのか?
これらの問いへの答を見つけるため、まずは参加者自身が帯同前に培ったスキルの棚卸をしました。

無言集中時間・・からの、自分再発見 棚卸タイム

個人でスキルの棚卸をしている間は、当然ながら皆さん無言。。帯同する前に就いていた仕事や生活を思い出しながら、当時の気持ちやそこで得たスキルを手元のワークシートに書き出していきました。
その後、参加者2名とCMスタッフ2名ずつが入った二つのグループに分かれ、個人ワークを通して見えてきた自分の持ち味やスキルの発表&フィードバックタイムへと移りました。

一人が発表したことに対して、もう一人の参加者と、スタッフが一緒に質問やコメントをしていくのですが、このワークがまさに帰国後セミナーの醍醐味。
ペアの相手にもCMのスタッフにも駐在帯同という共通の経験があるため、安心して話すことができ、共感も得られやすい。さらに、自身も駐在帯同~キャリアの喪失感~帰国後の再就職試練を経験し、何人もの駐妻キャリア支援に携わってきたCMの豪華スタッフが総出で(いい意味で寄ってたかって!)、参加者の話に耳を傾け、それは〇〇ということ?なぜそう感じたの?と質問をしていく中で、参加者は自分でも見えていなかった強みや気づいていなかった心の動きなどに気づくことができます。
時間にすれば一人15-20分程度ですが、自分のことを自分以外の方、しかも駐妻の立場を理解し、かつ企業の経営に関わるような方からフィードバックをもらえる機会はプライスレスだと感じました。

棚卸ワークの後は、見つけたスキルの中から、特にワクワクした仕事、経験を軸に、参加者が一人ずつ自己PR形式で自分の強みを発表していきました。それぞれについて、どうしたらより企業側に理解され、インパクトを与える文章になるか、ポイントをキャリアコンサルタントがフィードバックしていくのを聞いていくうちに、皆さんブラッシュアップのコツが少しずつ見えてきたようでした。
次回はこの自己PRを基に職務経歴書の作成をしていきます。

初受講を終えて

オンライン開催のため、参加者もスタッフも異なる場所からの参加となりましたが、まるで皆同じ場所にいるかのような熱気を感じるセミナーでした。
通常の集合型セミナーでは参加者は基本的に講師の顔しか見ませんが、オンラインでは全員の表情がずっと見られるというのも、一体感の理由かもしれません。(オンラインにはこんな良い点もあるんですね。個人的に面白い発見でした!)

4回の講座を終えた際に、参加者の方々が、ご自身の強みを見つけ、就活へのモヤモヤが晴れているよう、私たちインターンも微力ながらお手伝いできたらと思いました。

 

文:CAREER MARK インターン1期 蔀 佳恵

 

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CAREER MARK×ママボノ×ハッシン会議 共催「プロボノ&インターン勉強会~世界中どこにいても自分を活かす!~」

ママたちのプロボノ「ママボノ」を提供する認定NPO法人 サービスグラントCAREER MARKが共催する本イベント。
3回目を迎えた今年は、発信力のある組織を自社内で作ることを目指す株式会社ハッシン会議も加わり、3つの企業・団体にて共催されました。

 

「そもそもプロボノ(ママボノ)って何だろう?」
「インターンってなんとなく参加ハードルが高いイメージ…」

そんな風に感じている方にこそ、ぜひご一読頂き、駐在帯同期間中の過ごし方の選択肢を広げるきっかけとして頂ければと思います。

プロボノ&インターンに参加するとどんな経験ができる?

イベントの前半ではまず、それぞれの代表者より事業内容や今回の募集内容について説明がありました。

トップバッターはCAREER MARK。共同代表の鎌田薫が自身のイギリスに駐在帯同中に多く出会ったという「社会人基礎能力が高い駐在妻」の話が印象的でした。鎌田によると、日本での高いキャリアを持ち、海外での高い就労意欲をもつ駐在妻たちは、将来の予測が困難なこのVUCA時代に必須と言われ、且つ企業側も求めているスキル(柔軟性、適応力、レジリエンス、アンラーニング・スキル)を既に持ち合わせていると言います。

駐在帯同をきっかけにキャリアを中断し、必死に海外生活の立ち上げをし、家庭をまわしているだけで毎日があっという間に過ぎていく。筆者自身もそんなひとりですが、その日々の海外生活で知らず知らずに培った柔軟性やくじけない力が、企業に対してのアピールポイントになり得るなんて!とても励まされました。

 

 

3社に共通していたのは、駐在妻の可能性を信じて応援したいという思い。そんな3社からの募集内容を簡単にまとめます。ぜひ経験後に得られるものに注目してみてください。

 

CAREER MARK~駐在帯同をキャリアのブランディング期間に~
(登壇者:共同代表  鎌田薫)

事業内容:
・駐在妻のキャリア支援
(人材紹介、キャリア支援プログラム、1on1キャリアサポート、語学サポート、コミュニティ運営など)

インターン内容(活動期間は半年):
・広報PR(SNS運用・レポート執筆)
・コミュニティ運営(世界中の駐在妻が参加する部活動)
・各種勉強会やストレングスファインダーのワークショップにも参加可能

得られること:
・リモートワークに必要な各種ツール(Google Drive、Slackなど)が使えるようになる
・世界中から集まったインターンと共にチームで働く中で、自分の強みを発見できる

 

株式会社ハッシン会議~持続的な発信活動を行う最強の広報組織を作る~
(登壇者:代表取締役 井上千絵さん / PRサポーター 増田優子さん)

事業内容:
・事業の当事者の発信が社会変革を起こす強い原動力になると考え、発信力のある組織を自社内で作るために伴走するサービスを展開
(①PRコミュニティの運営 ②最強広報の組織作り)

インターン内容(活動期間は半年):
・ライティング (イベントレポート執筆など)
・情報開発(競合調査やメディアリサーチ)
・SNS運用(ハッシン会議のFacebookページ発信、クライアントSNS運用サポート)
・各種プロジェクトサポート

得られること:
・「成果物」(=レポートやリサーチの結果)が残る
・各種ITツール(Slack、Notion、Zoom、Canvaなど)を使えるようになる
「広報眼」を養うことができる=着想・着眼のセンスを磨き、広報キャリアの布石となる

 

認定NPO法人サービスグラント 「ママボノ」~ママの「働く」はもっと輝く!~
(登壇者:中島裕子さん)

事業内容:
「社会的・公共的な目的のために、職業上の経験や知識を活かしたボランティア活動」=プロボノでの支援を提供
女性の復職に向けた不安を軽減するための「ママ+プロボノ」=ママボノの機会も提供
・組織の運営基盤(情報発信/業務改善/資金調達など)強化にプロボノ(ママボノ)が入っていき社会課題を解決する

インターン内容(活動期間は2ヵ月):
・稼働時間は週5-10時間×2ヵ月、5-8人前後のチームで活動
・明確で具体的なゴール設定(成果物)がされている状態でスタート
・支援メニューは情報発信支援、業務改善支援、営業資料作成、事業戦略支援(マーケティング)などから
・支援先団体/支援内容を見て本人が希望を出したうえで、チームに編成される

経験者からの声:
・自己実現や社会との繫がりを得られる
・復職へのリハビリとウォーミングアップになる
・肩書に捉われず、一個人として付き合える仲間に出会える など

 

経験者の声~実際参加してみてどうだった?~

イベントの後半ではプロボノ・インターン経験者によるトークセッションが行われ、実際に経験した方の率直な感想を伺うことができました。

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登壇者:

栗橋由佳さん 2021年ママボノ/CAREER MARKインターン4期生

横田マリ子さん 2021年ママボノ/ハッシン会議インターン1期生

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お二人とも駐在帯同に伴い、勤めていた会社を退職・休職したとのことで、帯同開始直後は、今後のキャリアのことを考えるともやもやしていた…なんていうお話も。

そんなお二人がプロボノ(ママボノ)やインターンでの活動を通じて、どんな気付きを得たのでしょうか。抜粋してお伝えします。

 

◇プロボノ(ママボノ)&インターンに参加したきっかけは?

栗橋さんは、渡英後1年半経過した頃、「私ってここで何をしているんだろう?」と考えて落ち込んだそうです。また、自分が積み上げたスキルが消えていくような焦りもあったそう。そんな時にママボノの情報を見つけて、直感で説明会への参加を決めたそうです。

また、新卒以来同じ企業に勤めていたので、自分の既存のコミュニティ外の人とも繋がりを持ってみたかったという動機もあったそうです。

ママボノでの2ヵ月の活動を終えて、もう少し長いスパンでチームで働くことに挑戦したいと考え、今度はCAREER MARKのインターンに参加されたとのことでした。

 

横田さんは、CAREER MARKのコミュニティのひとつである、キャリアカフェ・ドイツ部に参加したことがまずはじめのご縁だったそう。

そこで出会った方と話す中で、海外からオンラインで参加できる「インターン」の存在を知った横田さん。もともと社会的な活動にも興味があったこともあり、保育園にお子さんを預け始めたタイミングでママボノ説明会に参加されました。

ママボノでホームページ制作のプロジェクトに携わる中で、発信力の大切さに気付いたこと、またオンラインでできる仕事について知りたいという思いもあり、今度はハッシン会議のインターンに参加されたとのことでした。

 

◇プロボノ(ママボノ)&インターンの活動で、大変だったことや良かったことは?

栗橋さんは、時差がある中での打ち合わせ時間の調整が大変だったそうですが、打ち合わせの録画視聴を活用したり工夫していたそうです。また、なかなか直接話ができない分、Slackでの文字のコミュニケーションは簡潔にするように心がけていたそうです。

良かったこととしては、「オンラインのみで活動するためのスキルももちろんだけれども、そこでしか出会えない人に出会えたことが財産!」と笑顔で答えていました。キャリアについて一緒に語れて、刺激をもらえる仲間に出会えたそうです。

さらに、活動期間中に、ポジティブフィードバックをたくさんもらえて、自分の強みを発見し、今後の方向性を考える気付きを得られたとのことでした。「思い切って外に出てみて、誰かと関わる中で見えてくることがある!」とのメッセージが印象的でした。

 

横田さんも同様に、時差がある中の打ち合わせへの参加は大変だったと仰っていましたが、子供が寝ている早朝に集中して参加していたそうです。また、活動を始めると「仕事脳」となってしまい、育児モードとの切り替えが難しく感じたとのことでしたが、再就職後を見据えた良い練習になったそうです。

良かったこととしては、「視野が広がった」「家庭や駐在妻以外の自分としての人との繋がりができた」「スキルアップできた」「目に見える経験を残せたこと」ことを挙げていました。

帯同前からキャリア中断のもやもやを感じていた横田さん。活動を通じて「何から手を付けて良いか分からない」状態から脱却することができたそう。また活動中に様々な働き方をする方に接したことをきっかけに、「これからもオンラインでの働き方を模索していきたい」、「好きなことや得意なことに向かって走っていきたい」と、前向きに語っていました。

 

あとがき

プロボノ・インターン活動が、「駐在帯同中、将来のキャリアに繋がる何かに挑戦したいけどどうしたら…」という駐在妻にとって、またとない機会となり得るということを再認識したイベントでした。

かくいう筆者も、現在CAREER MARKインターン5期生として、日々たくさんの経験と気付きを得ている真っ最中。ちょっと勇気を出して一歩踏み込んだ先には、こんなに素晴らしい世界があったのか!と、あの日インターンの説明会に申し込んだ自分を褒めてあげたい気持ちです。

 

今回のイベントを通じて、ひとりでも多くの駐在妻の方の挑戦の気持ちが、そっと後押しされていることを祈ります。

 

※こちらの記事を読んで、プロボノ(ママボノ)&インターン活動内容に興味を持った方は、以下より次のステップをご確認ください。ご応募お待ちしております!

 

<CAREER MARK>

インターン6期生募集の詳細をお伝えする説明会を実施いたします。

2022年9月6日(火) 11:30~13:00(応募締切:9月5日(月)中)

(オンライン開催。時差により参加ができない場合は後日録画共有いたします。)

説明会へのお申込みはこちらからどうぞ!

 

<ハッシン会議>

インターン2期生(2022年9月1日活動スタート)を募集いたします。

ハッシン会議インターンへのご応募・お問い合わせは以下までお願いいたします。

※インターン参加ご希望の方は件名に「インターン申し込み希望」と書いて下記までメールをお送りください。

ハッシン会議インターン事務局 増田宛:info@hasshinkaigi.net

 

<ママボノ>

この秋開催(2022年10月~12月)のママボノへのお申込み締め切りは、2022年9月9日(金)です。

詳細はこちらよりご確認ください。



 

文・CAREER MARK インターン5期 宮本美保子

 

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【1on1キャリアサポート 体験レポ】vol.3 職務経歴書の書き方講座

2021年8月より始まった「1on1キャリアサポート」サービスでは、帯同経験のあるキャリアコンサルタントやキャリアメンターが、駐在妻ならではのキャリアに関する悩みや課題をサポートしています。サービス開始直後から世界の駐在妻・もと駐在妻の方々から続々申込みを頂いております!

今回は、「1on1キャリアサポート」サービスの一つ「職務経歴書の書き方講座」の体験レポートをお届けします。

 

*職務経歴書の書き方講座*

アピールできる職務経歴書の書き方を知る講義形式のワーク。Zoomを使ったWebレッスンです。「初めての転職活動だから基本から知りたい」「帯同期間の部分だけ」など、ご希望に合わせた内容をご提供します。

 

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受講者(筧中莉紗)
・滞在国:タイ バンコク
・滞在開始:2019年11月~
・滞在期間:2年
・相談メニュー:職務履歴書の書き方講座
・職歴:銀行員として12年勤務。転職経験なし。現在、休職制度を使って駐在帯同中。
・現在検討中の帰国後のキャリアについて:休職中のため、元の職場に戻ることもできる。しかし、せっかく外の世界を見たのだから、別のキャリアも検討してみたいものの、この企業でこの仕事がしたい、という明確なものはない。
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キャリアコンサルタント(小橋友美)
・国家資格キャリアコンサルタント
・米国CCE,Inc認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー
信託銀行に10年勤務、採用業務などに従事。出産後、「仕事と家庭の両立」「アイデンティティ喪失感」「描けないキャリア展望」に悩んだ自身の経験も活かし、ライフスタイルの転換期のキャリアデザインをサポート。特に、出産や育児、配偶者の転勤によって退職した女性に向けたキャリアコンサルティングを専門分野としている。ママ向けキャリアセミナーを多数開催。WEBメディア「LAXIC」でコラム執筆中。
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▼小橋友美については、こちらのインタビュー記事もご覧ください

blog.careermark.net

職務経歴書が書けない!

プレ駐在妻のみなさま、駐在妻のみなさま、職務経歴書を書いたことはありますか?私は、転職を一度もしたことがないので、職務経歴書のフォーマットを見た事もなく、どのような項目を書けば良いのかも知りませんでした。

ですが、1on1キャリアサポートの中で特に興味があったのが、今回レポートする「職務経歴書の書き方講座」です。

なぜなら、2021年8月13日CAREER MARKメールマガジンで「駐在妻は、通常の転職者に比べて、履歴書・職務経歴書のハードルが高い。そのままでは転職市場で自分のやりたい仕事をつかむことができないんです!!」と書かれていたからです。「職務経歴書くらい書けるでしょ。だって一生懸命仕事してきたのだから。」と思っていた私は、この一文で一気に焦燥感に駆られました。

そして、体験レポートをさせて頂く、ということになり、いざ職務経歴書を目の前にすると、どう書いて良いかわからない!詳しく言うと、10年以上仕事を頑張ってきたのでネタはあるのですが、その中のどのネタが、自分が再就職したい先にグッときてもらえるのかがわかりませんでした。そもそも自分がどこの会社のどの職種に再就職したいのかを明確にしなければ、職務経歴書を作成することは不可能なのだろうか?と混乱のまま何とか職務経歴書を書き上げ、講座が始まりました。

素直に自分の心境をお話すると、私のような状況の人には、以下のステップで職務経歴書を作成し始めると良いと教えて頂きました!

職務経歴書を書くときのステップ

Step1.職歴の棚卸し(職務経歴、業務内容、実績)

自分が携わった仕事、業務、実績をまず書き出してみてください。書く上でのポイントは、数字を書くことです。面接官は数字を見ているので、言葉で説明するよりも数字を出した方が伝わりやすいです。そして、数字は忘れやすいので記憶が新しいうちに、書き留めておくようにすると良いと思います。

今はまだ明確に再就職先が決まっていなくても職歴を全て棚卸ししておくことで、再就職したい先が決まった時に職務経歴書が書きやすくなります。

 

Step2.自己PR

再就職先が明確な方が自己PRを書きやすいのは事実です。今回は自分の強みに気づくきっかけをひとつご紹介します。

仕事中、または離職時に掛けられた労いや感謝の言葉を思い出してみてください

①「月末の多忙を見越して事前に準備していたから、スムーズに仕事ができていたね。」
②「常に風通しの良い職場を意識して、積極的にコミュニケーションを取っていたね、ありがとう。」

など、きっと色々な場面で声をかけてもらっていますよね。これこそ正に自己PRなのです。しかも自分が工夫したポイントまで織り込まれています。

①「強み:計画性がある。工夫した点:事前に準備をした。」
②「強み:職場環境を改善。工夫した点:自ら積極的にコミュニケーションをとる」

というように置き換えることができます。

再就職したい先が明確でないうちは、書いた内容が抽象的かもしれませんが、はじめのうちはそれでも大丈夫です。仕事人の感覚が薄れてしまう前に、可能な限り自己PRのネタを書き出しておきましょう。

また、面接官が自己PR欄を見る時は、「細かい何をした」というよりも、課題を見つけられる人間なのか(課題感を持っているのか)、そして、どうしたいと思ったか(ゴール設定ができる人間か)さらに、その結果どう評価されたのかを見ている事も意識しながら書いてみてください。

ここまでくると自分の引き出しを全部出し切り、自分像をしっかりと掴めている状態かと思います。

 

Step3.求人を見出す

自分の強み、自分像をしっかり把握したら、自分の想いが叶えられる再就職先はどこなのかを検討し始めるのが良いかと思います。

本帰国済、本帰国が見えている方は、求人を見始め、駐在帯同中の方は様々な業界、業種の人に仕事の話を聞くと良いと思います。

さて、インターン3期生がお届けしてきた「1on1キャリアサポート」体験レポートも今回が最終回です。そこで、1on1キャリアサポートの効率的な活用方法も教えて頂きました!

1on1キャリアサポートの上手な使い方

1on1キャリアサポートの主なメニューは、「個別相談」「強み発見講座」「職務経歴書の書き方」「履歴書・職務経歴書の添削」の4つです。
筧中さんのような状況(心境)の方には、以下の順番で活用されるのをおすすめします。

1. 個別相談:まずは個別相談を受けていただき自分の帰国後のキャリアについて考えていることなどオープンにお話しください。

2. 強み発見講座:個別相談で話している中で、「自分の強みがわからない」「自分では気づいていない強みを知りたい」と思った場合は、強み発見講座を受講することをおすすめ致します。

3.職務経歴書書き方講座:今回の記事を参考にして頂きつつ、ご自身でまず職務経歴書を書いてみてください。その中で悩みや書けない部分があった場合、相談をお受けしたいですし、すでにこの業界、業種に再就職したいと決まっている方にはより具体的なアドバイスをお伝え致します。

4.職務経歴書添削:再就職したい先が明確になり、職務経歴書を書き上げてからご受講ください。添削受講前に、職務経歴書書き方講座を受講されることをお勧めしております。

上記は一例なので1on1キャリアサポートを上手に活用したい場合は、ぜひ一度ご連絡を頂ければと思います!

あとがき

CAREER MARK でインターンをさせて頂いていて本当によかった。と改めて思いました。そして、体験レポートを書きたいです!とあの時に手を挙げて本当によかったと思えるくらい、自分の仕事人マインドを呼び覚ますまで時間がかかりました。これがもし数ヶ月後だったら完全に忘れてしまっていたかもしれません。

これを読んでいる方の中には、「キャリアコンサルタントと面談」となると、キャリアについて明確なビジョンを持っていなければ、と思う方もあるかもしれませんが、今のまま・等身大のまま受講されて大丈夫です。

キャリアコンサルタント、キャリアメンターの方が上手に自分の内面を引き出してくれます。一人で悩んで時間が過ぎていってしまうのは、とてももったいない事です。思い切ってプロの手を借りて、自分の強みを発見し、それを活かせる自分の望むキャリアを手に入れていきましょう!私も、まずは個別相談に申し込みをしたいと思います。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

1on1キャリアサポートお申込みはこちら>>

 

文:CAREER MARK インターン3期 筧中莉紗

 

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【1on1キャリアサポート 体験レポ】vol.2 強み発見講座

こんにちは。

2021年8月よりサービス開始した、CAREER MARKの1on1キャリアサポート。世界中のキャリアに悩める女性にご利用いただいております。

「気になるけど、マンツーマンだし、どのようなサービスかもう少し詳しく知りたい」

そんな方も多いのではないでしょうか。

1on1キャリアサポートには、「個別相談」「強み発見講座」「セミナーフォローアップ」「職務履歴書の書き方講座」「職務履歴書の添削」と5つのサービスがあります。今回は、ドイツ駐在帯同生活3年目、本帰国も見えてきたキャリアに迷える門野が、キャリアコンサルタントで現在シンガポールに駐在帯同中の小橋友美にコンサルティングしていただき、本帰国に備えて実際に1on1キャリアサポートの「強み発見講座」を体験したので、早速レポートしたいと思います!

小橋友美のCAREER MARK運営スタッフインタビュー記事はこちら。

blog.careermark.net

 

まずは事前準備と目標設定

講座に入る前に、事前準備としてライフラインチャートを作成しました。

ライフラインチャートとは、自分のこれまでの人生のアップダウンを、幸福度という尺度で表したものです。

ライフラインチャートの作り方はこちらから。

ライフラインチャートを作成しながら、自分の人生のこの時の出来事によって自分が何を感じ、自分の今のパーソナリティや考えにつながっていたということに気づくことができ、ライフラインチャート作成しているだけでも大まかな自己分析をすることができました

また、私は生まれてから今までのライフラインチャートの他に、駐在帯同期間の掘り下げもしたかったので、駐在帯同期間のライフラインチャートも作成しました。特に掘り下げたい期間(駐在帯同期間や在職中など)があれば、事前にキャリアメンター/キャリアコンサルタントに伝えておき、何パターンかライフラインチャートを用意しておくといいかもしれません。

手元にライフラインチャートを用意し、コンサルティングスタート!

まず始めに、この講座を通して何を得たいかゴールを決めます

私は、「また就職活動するときに、企業に対して自分の強みを魅力的にアピールするために、自分の強みが何かを具体化・言語化したい」をゴールとしました。

「学生の頃の就活時から現在にかけて、様々な経験をして自分の強みも変わっているだろうし、在職中は自分のことを見つめ直す時間もなかなか取れないので、実は休職中(駐在帯同中)はじっくりと自己分析するいい機会」なんだそう。

確かに、在職中や駐在帯同に来てすぐの頃は目の前のことを処理することで精一杯で、「自分と向き合う」という考えすらありませんでした。

また、駐在帯同を経て新しい自分を発見することもあったので、駐在帯同期間中の今は就活準備のためでなくても、「自分のことをよく知る」ことに注力したいと改めて感じました。

講座を通して得た「気付き」

1.自分にはない視点からの深掘りによる新たな発見

ライフラインチャートに沿って、キャリアコンサルタントと一緒に自分の今までの人生を振り返っていると、自分ではあまり重要視していなかった時期や出来事を深掘りされることがありました。自分にはない視点からの深掘りによって、「深く考えたことはなかったけど、この時自分はこう思っていたんだ。自分の軸はここにあったんだ」と、自分では気づかなかった自分の特性を知ることができました。しかも、キャリアコンサルタントとの対話によって自分のその時の心境を言葉にすることで、自分の特性の「具体化・言語化」につながります。

さらに、自分では欠点だと思っていたようなことも、「それって逆に捉えるとこういうことですよね?」とキャリアコンサルタントが言い換えてくださり、アピールポイントとして話せることも!伝え方や伝える相手次第で魅力的に話せることもあるんだ、と新たな発見でした。

2.人間力としての「強み」だけでなく、実践的な「強み」の発見

強み発見講座を受講するまで、就職活動時にPRすべき「強み」は、例えば「順応力の高さ」や「協調性」など、パーソナリティ的「強み」を指すと思っていました。しかし今回の強み発見講座では、就職活動時の自己PRに直結する、分かりやすい実践的な「強み」も合わせて指摘してもらえました。

例えば、私の場合はインターンで活用しているITツール(zoomやslackなど)を使いこなしていること。自分では当たり前なことでアピールポイントだと思っていませんでしたが、急速なリモートワークの普及と多様な働き方が求められている今、ITツール慣れしているかどうかを重要視する企業もあるとのこと。これも、自分だけでは気づくことのできなかった「強み」でした。

また、仕事から離れているとどうしても今の社会情勢や就活情勢について疎くなってしまいがちですが(私の場合、新卒時に就活した10年前からアップデートされていませんでした・・笑)、強み発見講座を通して現在の就活情勢を垣間見ることができました。

3.本帰国前にできること・すべきことの明確化

強み発見講座を通して、自分自身なんとなく認識していた自分の「強み」の具体化・言語化、さらには自分では今まで気づかなかった新たな「強み」の発見もすることができました。

講座スタート時に設定したゴールは獲得できた。では次に何ができるだろうと考えたとき、私の場合は、発見できた「強み」により説得力を持たせるため、在職時や帯同期間中に実際に自分の「強み」を発揮したエピソードを見つけ、言語化することだと思いました。なかなか簡単なことではないけれど、休職中の今だからこそ、意識して自分と向き合う時間を作り、帰国までにできるだけ「強み発揮エピソード」を蓄えていきたいです。

最後に

終始優しい口調で柔らかい雰囲気のキャリアコンサルタントとの対話で、自分がいつか来たる就職活動に対して迷っていること・悩んでいることを言わずとも炙り出され、何故迷っているか根本的な部分を明確化してもらえました。そして、帰国までにするべきことが具体的に見えたおかげで、「帰国したら再就職できるかな」という漠然とした不安がかなり軽減されました!

また、キャリアコンサルタントの小橋は本当に聞き上手で、元々お喋りな私の性格のせいもありついつい喋りすぎてしまい、1時間では足りないと感じてしまう程でした(笑)。

なので、時間の有効活用の意味も込めて、事前準備の際にある程度自分の強みはこれかなというものを思い描いておくといいかもしれません。

最後になりましたが、実際の申込時の流れは前回の【1on1キャリアサポート 体験レポ】vol.1 個別相談 - CAREER MARK公式ブログ の「4.申込み後の流れ」に詳しく記載してありますので、ぜひ参考にしてみてください。

就職活動を意識していなくても、駐在帯同などの大きな環境変化がきっかけで自分を見失ったり、アイデンティティ・ロスに陥る方も少なくないはず。自分としっかり向き合ってみる、自分自身のために有意義な1時間を用意してみることはとても大事です!

「家族や周り中心の生活で、自分自身のために時間を割けていないな」そんな方は、ぜひ1on1キャリアサポート「強み発見講座」を活用して、新たな自分を発見してみませんか?

1on1キャリアサポートの申込みはこちらから

 

文:CAREER MARK インターン3期 門野瑛子

 

 

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【1on1キャリアサポート 体験レポ】vol.1 個別相談

CARRER MARKでは、帯同経験のあるキャリアコンサルタントやキャリアメンターが、駐在妻ならではの悩みや課題をサポートする「1on1キャリアサポート」サービスがあります。
渡航前〜帯同中〜本帰国後のどのステージでも、受講者のニーズに合わせたサポートが可能。サービス開始後から世界の駐在妻・もと駐在妻の方々から続々申込みを頂いています。

1on1キャリアサポートでは、強み発見や職務履歴書の書き方講座等、5つのメニューをご用意していますが、今回は実際に私がその中から「個別相談」を体験したレポートをお届けします!

「1on1キャリアサポート」の詳細はこちら

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受講者プロフィール(廣瀬望)
・滞在国:イギリス ロンドン
・滞在開始:2020年12月~
・滞在期間:10ヶ月
・相談メニュー:個別相談
・相談内容:帯同生活を「自分事」にしたいが、何をしたらよいか分からず焦りがある。
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キャリアメンター(鎌田薫)
・Mentor For公式ウィメンズキャリアメンター。プロコーチ。
・異業種への転職経験・管理職経験駐在帯同・コミュニティ運営・新規事業立ち上げを経験したメンターとして、多くの女性の新たな一歩を踏み出すコーチング、アドバイスをするのが得意。
・2016-2018年イギリス駐在帯同経験を持つ。

blog.careermark.net

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1.キャリアコンサルタントとメンターの違い

興味はあるけれど、そもそも「『キャリアコンサルタント』と『キャリアメンター』って何が違うの?誰に担当してもらえばいいの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずはキャリアコンサルタントとメンターの違いを確認してみましょう。

 

・キャリアコンサルタント

キャリア、特に仕事面での支援を中心に行います。具体的には、働くことを予定している方に向けての職歴の棚卸しや強みの発見、それに基づく職務経歴書の添削などを行います。

 

・キャリアメンター

ロールモデルとして、メンティ(メンタリングを受ける人)の精神的支援、キャリア支援を行う存在です。メンターの豊富な知見を元に、話を引き出し整理する「コーチング」、自らの知見を共有する「アドバイス」、改善点を指摘する「フィードバック」を提供するため、成長が加速します。

 

ただし、キャリアコンサルタントも一連の面談の過程でメンタリング要素が強いコンサルをすることもあります。
一方でメンターも、よりキャリアに注目して職歴の棚卸しを行うことがあります。
その点では、受講者のニーズ、またはキャリアコンサルタント・メンターの専門性により、大きな違いがある分野もあれば、それほど差がない分野も出てきます。

「個別相談」では、在籍している3人のキャリアコンサルタント・メンターの中から、どなたに担当をお願いしたいか受講者が選択することができます。
私の場合は、仕事にまつわる相談内容ではなく、「どのように帯同生活を送っていくか」という内容の悩みでしたので、メンタリング要素の強いメンターに依頼をしました。
もし「どなたにお願いしたらよいか分からない」という方でも、申込み時に指定無しでお申込みいただくと、相談内容に合う担当者をCARRER MARKが選んでくれますので安心です。

また、CARRER MARKの一番の特徴は、「キャリアコンサルタント・メンター全員が駐在帯同経験の持ち主」という点です。
キャリアコンサルタントやメンターとしての専門的なサポートをしてくれるだけでなく、同じ経験をしたからこそ、受講者の悩みや気持ちをしっかりと受け止めてくれる理解者でもあり、駐在妻に特化したアドバイスが特徴です。
私が実際に体験した感想を記事の後半に書いていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

キャリアコンサルタント・メンターの紹介はこちら
・林 眞帆(キャリアコンサルタント)
・小橋 友美(キャリアコンサルタント)
・鎌田 薫(キャリアメンター)

 

2.個別相談の流れ

では、早速、個別相談の開始です。
メンターから質問があり、受講者が答えていくスタイルが基本です。
始める前は、どんな内容になるのだろう、とドキドキ緊張もありましたが、いざ始まると質問に答えるのに夢中で、すぐに緊張もほぐれていきました。

私の場合の個別相談は、下記のような流れで進行しました。

・課題設定(話したい内容)
・課題の深掘り
・現状の把握
・課題が解決している状態のヒアリング
・そのときと今は何が足りないのか?
・必要なものを手に入れる具体案

時には、答えるのに時間が掛かってしまうこともありましたが、メンターは柔和な雰囲気で話しやすく、受講者から出てくる言葉を急かさず待ってくれました。

そしてあっという間の1時間が過ぎ、スッキリとした笑顔で個別相談が終了!
コーチングによって自分の目標に対し何が足りないのか気づくことができ、
また、たくさんのアドバイスを共有するなど、大満足の1時間感でした。

そして、個別相談を終えて私の中に起こった変化とは・・・!?

3.個別相談を終えて~自分に起こった変化~

コーチングの基本的な考えの1つに「答えはその人(受講者)の中にある」というものがあります。
私は個別相談を受ける前まで、モヤモヤの答えを外(誰か)に求めていましたが、
メンターからの質問に答える(言語化)することで、自分の中にある答えに気づいていくことができました。
この作業はなかなか自分ひとりでは難しく、メンターがいるからこそできたこと。とても有意義な経験をさせていただきました。

個別相談を終えて、自分の中で大きな変化がありました。

①心がスッキリ軽くなった
②帯同生活と向き合う姿勢を変えるきっかけになった
③自分自身の理解へが深まった

では、どのような変化があったのか、具体的にご紹介していきます。

①心がスッキリ軽くなった

「すごくスッキリした気持ちになりました!」
これは、セッションの後半で私から出てきた言葉です。
相談前まで帯同生活にモヤモヤしていたこと。
コーチングを通して心の中にあったそのモヤモヤをハッキリと言語化でき、「自分の中で引っ掛かっていたものはコレだったのか!」とクリアに分かったことは、大きな収穫でした。
それも、メンターから答えを誘導されるのでは無く、自分の中から出てきた答えだからこそ納得感も大きいものでした。

それと同時に、自分でもまだ分かっていない、奥底の意識を引き出すコーチングに感動しました。

②帯同生活と向き合っていく姿勢を変えるきっかけになった

今まで具体的にどうしたらよいか分からず気持ちばかり焦っていましたが、個別相談をさせていただいて自分の新しい目標が見つかったことにより、個別相談を受ける前までとは違った前向きな姿勢で帯同生活に向き合うようになりました。

また、精神的なことだけでなく、具体的なアドバイスをいただけたことで、行動面でも変化がありました。
駐在妻の先輩でもあるメンターからのアドバイスは、メンター自らの帯同経験にも基づくものも多く、自分もすぐに実行してみようと思えるものばかりでした。

数日経った今も、その前向きな気持ちは継続中。
モヤモヤしていた気持ちは消滅し、できるものからやってみよう!と、実行している毎日です。
その先にきっと、帯同生活が自分事になる道へ続いているのだと思っています。

③自分自身への理解が深まった

メンタリングを通して、意外と「自分は自分のことが分かっていなかった」と感じました。
コーチングでは自分の深層心理を探ることに加え、時折「メンターから受講者がどう見えるか」等の客観的な視点も交えて話してくださり、
自分の良い面だけでなく欠点にも気づきがあり、自分自身を見つめ直すことができました。

帯同生活を頑張る中で、「大丈夫。自分は帯同生活に順応できている」と
一生懸命自分自身に言い聞かせることで、自分をさらけ出せず、自分の本当の気持ちに知らぬ間に蓋をしてしまっていたのかもしれないと気づきました。
今回のセッションでその蓋を取ることができ、良い面も悪い面もありのままの自分を受け入れよう、という気持ちの変化が起こりました。

これは帯同生活という限定的な期間だけでなく、これからの長い人生にとっても「自分自身を知る・認める」という経験は大きな収穫でした。


最後にこのセッションを終えて、メンターが駐在帯同経験者であることは、私達受講者にとって、とても大きなチカラになると感じました。
私が話す内容に、親身になって寄り添い理解してくれる。
複雑な環境や心境も分かってくれる。経験に基づいたアドバイスに納得できる。
これはCARRER MARKの1on1キャリアサポートサービスだからこそ実現できるのだと身を持って実感しました。

4.申込み後の流れ

ぜひ皆様にも体験していただきたいこの1on1キャリアサポートですが、
顔を合わせる1対1のセッションだからこそ、申込みには勇気が要りますし、
どのような流れでセッション当日を迎えるのかも気になるところですよね。

そこで、ここでは申込み後の流れをご紹介します。

まず、HPのこちらのページ下部「お申込みフォーム」から申込みできます。帯同状況や相談内容、相談日時、担当者の希望などを入力し、申込みを完了します。

その後、CARRER MARKの1on1キャリアサポート担当者より、お申込みのお礼と日程、料金の振込先についての連絡があります。
メールにて日程のやり取りをし、振込確認後(先払い)、セッション実施の流れになります。

また、当日はzoomを使用しますので、zoomのリンクも送られます。
日本だけでなく世界各国に駐在帯同している駐在妻の方にとっても、zoomで相談できるのは便利ですよね。
私もイギリス在住ですので、予定を合わせて日本ーイギリスでセッションを行いましたよ。

実施にあたって不明点等があれば、事前のメールのやり取りで確認できますので安心ですね!

いかがでしたでしょうか??
私は帯同中の相談でしたが、帯同前の悩みや本帰国前後の具体的な復職相談等も受け付けていますので、お気軽にご相談ください!

5.あとがき

私の悩みは帯同生活のことについてで、本帰国後の具体的な「キャリア・仕事」についてではありませんでした。
だからか、相談後は気持ちがスッキリして前向きになったことで、自分のモヤモヤとしていた悩みが小さく感じ(笑)「仕事のことではなくこんな小さな悩みですみませんっ!」とお伝えしました。

すると、
「とんでもない!みんな最初から何がやりたいかなんて大きな答えはいきなり見つけられないもの。
それができたら悩んでる人なんてこの世に居ない!
最初は小さなアクションから始めることで、やがてそれが大きな目標へと繋がる。」
とメンターに初めの一歩を踏み出すことへの背中を押してもらったことが、とても心に染みて印象に残っています。

帯同期間中の生活では、現地で友人ができても、立ち入る話はしづらく、なかなか深い話ができない人も多いのではないでしょうか。
小さなお子様がいらっしゃる方は特にゆっくり話すことが難しいですし、昨今のコロナ禍という特異な環境の中では、各国の政策で制限された生活を強いられることもあり、思い描いたような帯同生活ができなかった方も多いと思います。
そんな方にも、ぜひこの個別相談をおすすめしたいです!

1on1キャリアサポートの申込みはこちらから

 

\CARRER MARKではインターン4期生を募集しています/
CAREER MARK インターン4期生募集説明会
2021年11月18日(木) 16:30~18:00
(オンライン開催。時差により参加ができない場合は後日録画共有いたします。)
まずはこちらから説明会にご参加ください♪>>

※募集は終了しました。

 

文:CARRER MARK インターン3期 廣瀬望

 

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詳細が決まりましたらご案内いたしますので

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渡航前~帯同中~本帰国後の駐在妻のための個別キャリアサポート、「1on1キャリアサポート」はじめました!

2021年8月よりCAREER MARK新サービス「1on1キャリアサポート」がスタートしました。
スタートして1ヶ月経ち、続々とお申し込みいただいております!

「1on1キャリアサポートってどんなサービスなんだろう?」という方もいらっしゃるかと思いますので、今回は1on1キャリアサポートをはじめるに至った背景やサポート内容についてご紹介させてください!

※本記事は2021年9月に執筆したものです

1on1キャリアサポートお申込みはこちら>>

1on1キャリアサポートをスタートさせた背景

CAREER MARKでは隔週でキャリアコンサルタントの小橋、そしてキャリアメンターの鎌田より各種セミナー、求人案内、駐在帯同にまつわるお役立ち情報をメルマガ配信しています。

今回はメルマガの中で小橋が語った1on1キャリアサポート誕生秘話をご紹介します。

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「また働きたいけど、渡航前の仕事でアピールできるのかな」
「大手人材紹介会社に相談したのに帯同期間はブランクと決めつけられた」
「職務経歴書、どう書いたら選考に通るんだろう」

これまで、働きたい駐在妻のたくさんの声を聞いてきました。
転職活動は初めてという方もいると思います。
思ってもみなかった壁にぶつかることもあると思います。

それでも、これまで仕事で培ってきた力、そして海外生活で獲得した力、すべてを発揮して仕事を始めようとする駐在妻のサポートをしたい。それが私たちの思いです。
突然ですがクイズです。
Aさん:駐在帯同から帰ってきました。再就職しようと考えています。
Bさん:今の会社を辞めようとしています。どこかに転職しようと考えています。

AさんとBさんが私たちキャリアコンサルタント・キャリアメンターのところに相談に来てくれたとします。
この2人に起こりがちな、大きな「違い」は何でしょうか?

答えは
「履歴書・職務経歴書を作っているかどうか」です。

通常、Bさんのように転職しようとする人はまず「履歴書・職務経歴書」を作成します。
でも帰国して就職を考えるもと駐在妻の場合、「まずは履歴書・職務経歴書を作ってみよう」と思える人はほとんどいません。

これは仕方のないことだと、私は思います。

渡航前の仕事の実績、思い出せますか?
帯同中のこと、どう書きますか?
効果的な自己PRってなんでしょうか?

書こうとしても書けない理由がたくさんあって、通常の転職者に比べて、履歴書・職務経歴書のハードルが高いのです。
帯同中はもちろん、帯同前に仕事を辞めるときだって、自分の強みが何でどうアピールしたらいいかなんて、考える暇もチャンスもなかったはずですから。
でも!
そのままでは転職市場で自分のやりたい仕事をつかむことができないんです!!

どれだけやる気があっても、
どれだけ過去に実績があっても、
履歴書・職務経歴書と面接でみずからアピールできなければ、どの会社にもわかってもらえないのです。

この現実を知った
キャリアコンサルタントの林、小橋、そしてキャリアメンターの鎌田は、

駐在妻ならではの悩みや不安に寄り添いながらも、
転職市場で戦える履歴書・職務経歴書を持って、
堂々と自分の強みをアピールできるようになる、
そんなサービスが必要だ!!
とスタートさせたのです。

駐在帯同経験のある私たちが、しっかりとサポートしますよ!

——2021年8月13日CAREER MARKメールマガジンより引用

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1on1キャリアサポートとは??

1on1キャリアサポートでは、駐在帯同経験のあるキャリコンサルタント・キャリアメンターが、キャリアの再設計=「キャリア・ブランディング」をサポートします。

一般的な人材紹介サービスと比べた場合の1on1キャリアサポートの特徴は
キャリアコンサルタント・キャリアメンターも同じように駐在帯同での悩みやモヤモヤした気持ちを抱えた経験があるということ。だからこそ駐在妻の悩みをいち早く理解できます。

また渡航前から駐在帯同中、帰国後までどんなステージでも、ひとりひとりのニーズに合わせて寄り添いながら一緒にゴールをめざします。

他の転職エージェントでは伝わらなかった、そして伝え切れなかった気持ちを1on1キャリアサポートの中でぜひお話してみてください!

選べる5つのサポートメニュー

1on1キャリアサポートでは5つのサポートメニューをご用意しています。
それぞれのテーマに沿って1対1でじっくりサポートを受けることができます。

①個別相談

 駐在帯同経験のあるキャリアコンサルタント、キャリアメンターとの60分間のフリーセッションです。
「仕事を辞めて駐在帯同をするか迷っている」「駐在帯同中はどういった過ごし方をすればいいのか」「本帰国にむけてどのようにして仕事を探せばいいのか悩んでいる」
など渡航前~帯同中~本帰国後の悩みやモヤモヤした気持ちをお話してみませんか?

②強み発見講座

 ワークをしながらあなたの強みを一緒に見つけます。自分が当たり前だと思っていたスキルや経験が強みであることを自分自身ではなかなか気がついていないことも。キャリアコンサルタント、キャリアメンターと一緒にワークをすることで自分では気がつかなかった自分の強みを掘り起こします。

③セミナーフォローアップ

 主にCAREER MARKのキャリアセミナー・ワークショップにご参加いただいた方向けに、セミナーの内容をオーダーメイドでさらに深く掘り下げます。
セミナー参加後にもっと話を聞いてみたい、話し足りなかったなどご希望の内容やワークをお知らせください。

④職務履歴書の書き方講座

 渡航前の仕事の実績、帯同中の経験、帯同中のこと、どう書きますか?
「初めての転職活動だから基本から知りたい」「帯同期間の部分だけ」などご希望に合わせた内容でZOOMを使ったWebレッスンを行います。

⑤履歴書・職務履歴書の添削

 履歴書、職務経歴書をメールにてお送りいただき添削して返信します。
CAREER MARKキャリアセミナーに参加いただいた方向けのメニューです。
(初めての方は①個別相談と併せてお申し込み下さい。)

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キャリアコンサルタント、キャリアメンターのご紹介

5つのサポートメニューを担当するキャリアコンサルタント、キャリアメンター3名をご紹介します。
イギリスに駐在帯同経験を持つ林と鎌田。小橋は2021年4月~シンガポールにて駐在帯同中です。
実際にサポートを受けたお客様からは「駐在帯同経験者であるからこその多くの気づきをもらうことができました」との声もいただいています。

林眞帆(キャリアコンサルタント)
林は4年間のイギリス駐在帯同を経験、2019年に本帰国しました。本帰国後には再就職活動を行い現在はフルタイムで働きながら、本業とは別に「励ましてきた駐在妻さんたちの本帰国後をサポートしたい」とCAREER MARKの活動にも参加しています。

▼林眞帆インタビューは下記ブログ記事にて

blog.careermark.net

小橋友美(キャリアコンサルタント)
小橋は出産や育児、配偶者の転勤によって退職した女性に向けたキャリアコンサルティングを専門分野としいます。真摯に問題と向き合い、キャリアに悩む女性に寄り添います。
2021年4月~現在シンガポールに駐在帯同中の小橋。シンガポールでの暮らしやキャリアに関する情報発信をしている小橋のTwitterにも注目です。

▼小橋友美のインタビューは下記ブログ記事にて

blog.careermark.net


鎌田薫(CAREER MARK共同代表・キャリアメンター)
鎌田はイギリス駐在帯同を経て、本帰国後にCAREER MARKを立ち上げました。金融業界から美容業界へと異業種への転職経験や、駐在帯同中にコミュニティを立ち上げるなど新規事業立ち上げの経験から、女性の新たな一歩を踏み出すコーチング・アドバイスをすることを得意としています。

▼鎌田薫のインタビューは下記ブログ記事にて

blog.careermark.net

あとがき

 テーマごとに5つのメニューに分けられているのもじっくりと時間をかけて向き合ってもらえる、そして駐在帯同経験のあるキャリアコンサルタント・キャリアメンターから自分のニーズにあわせた、いわばオーダーメイドのサポートを受けられることが1on1キャリアサポートの魅力です。

私自身、駐在妻の方々が発信されているブログやnote、SNSを通して様々な情報、経験談を見つけては参考にさせてもらっています。
その一方で帯同している国や環境、経験の違いで自分自身の状況や気持ちとぴったりとあてはまらないなと思うこともあり、「帯同期間中はどうすごせばいいのか」「本帰国後にまた働くことができるのか」という不安を抱くこともあります。


駐在帯同ならではの悩みや不安な気持ちを抱く中で、渡航前から駐在帯同中、帰国後までひとりひとりに寄り添い伴走する1on1キャリアサポートプログラムは心強い存在です。

次回以降、「駐在妻の転職市場」や「転職事情」に関することやインターンメンバーが実際に1on1キャリアサポートを利用した体験談などをお伝えしていく予定です!

1on1キャリアサポートお申込みはこちら>>

ご希望のサービスと担当者をお選びのうえお申込みください。
日時などの詳細確認のため追り返しCAREER MARKからご連絡差し上げます。

 

文:CAREER MARK インターン3期 松木有加

 

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アメリカ滞在中の今、これからの仕事やキャリアについて考える

2022年3月3日、アメリカに駐在帯同した女性たちに向けて、リロ・リダックさん主催のセミナー「アメリカ滞在中の今、これからの仕事やキャリアについて考える」が開催され、CAREER MARK共同代表の鎌田が登壇いたしました。

実は、かつてアメリカ駐在帯同中だった私も、現地での家探しでリロ・リダックさんにはお世話になりました。また、現地では派遣社員として就職し、後に直接雇用いただいて働いておりました。当時こんなセミナーがあったら!という個人的な思いからも、今回のセミナーは多くの方の興味をひいているに違いないと思っていましたが、なんと130名近くものご参加があったとのこと!帯同中の就労への関心の高さが伺えました。

リロ・リダックさんは、全米でナンバーワンを誇る日系不動産会社。多くの駐在員のお住まい探しをサポートされており、リダックくらぶという利用者様のコミュニティーでは、求人のご紹介をされていらっしゃいます。
そんなリロ・リダックさんと、「駐在妻がチカラを発揮できる社会を目指す」CAREER MARKがタッグを組んだ今回のセミナー、実際にアメリカで就業するには?を含め、帰国後の復職を見据えて滞在中にやっておきたいことについての情報が満載でした!

アメリカ滞在中にやっておくべきこと

まずは自身も駐在帯同経験のある鎌田より、滞在中にやっておくべきことについて、3つのポイントに絞って話が進められました。

1. キャリアの棚卸しをし、自分の強みを理解する

キャリアの棚卸しについては、具体的なツールのご紹介とともに、強みを知ることの大切さが強調されました。鎌田自身も、帯同中に自分の価値は?強みは?と悩んだことも。しかし、「一度離職をし、立ち止まることができたからこそ、自分の強みを探求することができた」と言います。「強みを生かしながら行動し続けたことが、帰国後のキャリアに繋がった」とも。自分の強みを知ることで、就職成功率だけでなく、日常生活の質も日々の生産性も向上するとあっては、すぐにも強みを見つけたい想いに駆られます。

2. 所属がない今だからこそ、やってみたいことにチャレンジをしてみる

そして、好きなことに積極的に取り組んだことも、結果的に今のキャリアに繋がっているとのこと。「好きなことを始めると、自分にアンテナが立ち、必要な情報に辿り着きやすくなる」という言葉には真実味があります。

3. ビジネススキルを活かせる場に身をおく

駐在帯同がキャリアのブランクになるのでは?という不安は、多くの人が感じていること。ビジネススキルを活かす場として、プロボノやインターン、現地での就労にチャレンジしては?との提案がありました。

アメリカでの就労について

では一体、アメリカで就労するには何が必要?どうしたら?という問いに対しては、リロ・リダックの谷様より、ビザや就労許可証、ソーシャルセキュリティー番号、ビザ発行元企業への確認など、就労に必要な申請についての説明と、アメリカの就労マーケットについてのお話がありました。

谷様は、長く人材紹介派遣会社でリクルーティングに携わっていらした方。在米日系企業では「昨今は在宅勤務が促進されており、今後はオフィス系サポート業務のパートタイムが増える可能性が」「Hビザ発行が減っていることから、日本語能力の高い働き手が重宝される可能性も」など、今後の就労市場の動向に関する耳寄り情報もお話しくださいました。

滞在が期間限定の駐在帯同者には正社員としてのフルタイム雇用が厳しいことはよく聞かれますが、「日本での経験も考慮されてフルタイムでの採用も増えている」とは嬉しい変化。一方で「期間限定の帯同期間だからこそ、ライフスタイルに合わせて、興味の赴くままに、選択してみることもできる」と、フルタイムにこだわらない今だから選べる働き方という視点もいただきました。

駐在妻体験談

帯同中にできる過ごし方は様々。その過ごし方の例とその後の再就職への道について、CAREER MARKにご縁のあった4名の駐在妻の体験を鎌田よりご紹介。好きなことで一歩を踏み出して前職とは違った職種で再就職に結びついた例、現地では学校のPTAで活躍し帰国後は職を得た例、現地でのパートタイム就労を経験した例。
タイプの異なる事例に、参加者の方の中にはご自分の場合のヒントを見つけた方もあったかもしれません。

 

再就職リアルストーリーはこちらです↓

blog.careermark.net

 

就労のサポートサービス

就職はしたい、でも現地で一人で進められるかな?と不安のある方も多いのでは。実際、プロの助けを借りることで、個人では得にくい情報にリーチしたり、心強く就職活動を進められたりしますよね。そんな方向けに、リロ・リダック様が「リダじょぶ」という在米日系企業の求人と会員の求職の希望をつなげるプラットフォームをご紹介くださいました。

リダック様のリダじょぶへのご登録はこちら

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積極的に行動を

最後に、事前に送られた質問に回答する形で、ざっくばらんにパネルディスカッションがありました。
「英語に自信がないという方も、実はメールのやりとりなど読み書きには問題ない場合もある」「コロナによる影響で遅れが懸念される労働許可証の発行状況については、何度も当局に問い合わせてみて」「日本での就業経験がなくともチャレンジすることは大切」など、ご質問や不安に対してお三方がそれぞれに、積極的に行動を!と後押しされていました。

あとがき

「駐在帯同してみよう、という決断もキャリアの節目のデザインのひとつ」と鎌田が言った通り、私たちは、帯同しよう、と前を向いて自分で決断しました。それでもモヤモヤしたり、焦ったりします。でも今も人生の一部。今まで培ったことを活かす場を探すにしても、新しいことに挑戦するにしても、今動くことは未来に繋がります。「今はキャリアのドリフトを楽しみながら次の人生につなげていく期間!と捉えるといろんなことにチャレンジできませんか?」というメッセージは、大きな励ましになりました。

冒頭で鎌田が設定していたセミナーのゴールは、ご参加の皆様が「未来の自分のキャリアの可能性を広げるためのはじめの一歩を踏み出したくなる、今後に役立てたくなる情報を得ること」。今回のセミナーが、ご参加くださった皆様、そして今このレポートを読んでくださっている皆様の“はじめの一歩”につながりますように!

  • 強みを見つけるのが一人では難しいという方はCAREER MARKの「1on1 キャリアサポート」の「強み発見講座」もおすすめです。(現在キャンペーン価格でご提供中)

  • リダックくらぶでのCAREER MARKの連載記事「駐在妻キャリアプラン」も、どうぞご覧ください。

 

文:CAREER MARKインターン4期 桑平彩子

 

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