- 本日は帰国後キャリアセミナー5期第2回についてレポートします!
- 企業採用担当者は駐妻の日常もポテンシャルも知らない。
- 企業にとって、これが魅力になるの!?1人では見つけづらい私のスキル
- 2回目の受講を終えて
本日は帰国後キャリアセミナー5期第2回についてレポートします!
※本セミナーの趣旨と第1回のレポートについてはこちら。
帰国後キャリアセミナー第1回に引き続き、セミナーのオーガナイザーはもとイギリス駐在妻でキャリアコンサルタントの林眞帆(以下、林)。参加者である5期生メンバーもお互いに顔を合わせるのは2回目ということもあり、前回よりリラックスしている様子で終始和やかにセミナーが展開されました。
企業採用担当者は駐妻の日常もポテンシャルも知らない。
いざ、一人で職務経歴書と対峙すると多くの駐妻が陥ってしまうというのが「駐在帯同中は仕事の実績がないから、職務経歴書に書くようなことがない。」と思い込んでしまうこと。
しかし、駐妻の日常は“想定外”で溢れている。そして、ソリューションを生み出している。
「イレギュラーな事と修羅場とでもいうべき日々を乗り越えてきたことこそが企業として一番魅力的な『経験値』を持った『できる人』の条件を兼ね備えているということなんですよ!」「それを企業担当者さんに教えてあげなきゃ!」林がそう力強く発信すると、参加者の表情にも力がみなぎるのを感じました。
とはいえ、どうすれば自身の「強みと魅力」を伝えることができるでしょうか。
ということで本日は、駐妻経験から得たそれぞれの「強みと魅力」をまずは自分自身が気づくために、滞在期間中の棚卸しをする2つのワークが行われました。
企業にとって、これが魅力になるの!?
1人では見つけづらい私のスキル
今回行った2種類のワークはそれぞれ4部構成となっています。
1. 各々でワークシートに向かう時間
2. グループワーク①=1人ずつ発表する時間(途中質問やツッコミはなし)
3. グループワーク②=参加者がお互いにフィードバックする時間
4. キャリアコンサルタントからのフィードバック時間
これこそが、多くの気づきを生み出し「強みと魅力」を発見できるプロセスになっています。
ただしこのプロセスを成功させるためには、伴走者がいること、他者に経験を語ること、参加者同士の話を聞くこと、お互いにフィードバックをすること・してもらうことが必要です。でも、このいずれも1人ではなかなか難しいことではないでしょうか。
だからこうして少人数で、しかも駐妻の先輩やキャリアコンサルタントと一緒に自分に向き合う時間が必要なのだと気づきました。
更にキャリアのプロからのフィードバックで「これは凄いスキルです!」と太鼓判を押してもらえること、「こんな仕事に向いているかもしれないね」と具体的にアドバイスをもらえることは大きな自信につながるのではないかと感じました。
そして、このワークを通して、
「私にとっては大したことないと思っていたことが、企業にとって魅力的なことなの?」
と、驚き表情が明るくなった参加者さんの姿が印象的でした。
ワークではその経験値を企業に「強み・魅力」として伝えるためのポイントやコツについてもキャリアコンサルタントからアドバイスがなされ、より具体的な職務経歴書の完成図をイメージできるようになっています。
全4回の帰国後キャリアセミナーも折り返し、後半となる第3回では具体的な仕事のイメージを描いていきます。気になる求人票を持ってくることが宿題となりました。
2回目の受講を終えて
回を経るごとに、参加者同士もお互いの理解が深まり、バッググラウンドも知ったうえでお互いを応援しあう仲間になっていて、羨ましいなと思いました。帯同中はキャリアについて話す機会があまりないので、同期は貴重な存在かもしれません。
私自身も微力ながら、広報という立場から応援できたらと思っています。
文:CAREER MARK インターン1期 ますだゆうこ
-毎月イベントを開催しています!
詳細が決まりましたらご案内いたしますので