CAREER MARK公式ブログ

駐在員パートナー(駐在妻・もと駐在妻)のためのキャリアサポートを展開。 「自分らしく働きたい」あなたの意欲と「未来に向けて成長したい」企業を繋ぎます。駐在帯同後に再就職した駐在員パートナーへのインタビューや、採用した企業へのインタビュー、キャリアプラットフォームCM+のイベントレポートなどを掲載中!

駐在帯同期間中からできる、再就職の準備と心がけ

配偶者やパートナーの海外駐在に帯同する「駐在員パートナー」。これまで仕事をしていたとしても滞在先では続けられず、退職を選択したうえで帯同する方は少なくありません。
たとえ仕事に対する熱意がある人でも、駐在員パートナーは帯同期間が履歴書上では「仕事をしていない」と判断されてしまうことが多く、新しい職場での再就職が難しくなる現実もあります。

やむを得ずキャリアの断絶を強いられ、駐在帯同先ではもやもや感や不安を打ち明けられる相手がいない…。CAREER MARKはそうした同じ境遇にある世界中の仲間と一緒に再就職に向けて準備できる場を提供し、一人一人のキャリアに伴走サポートをしています。

今回は駐在員パートナーとなった時、自分自身でできる再就職準備やCAREER MARKで受けられるサポートについてご紹介します。

 

目次

 

 

 

「駐在員パートナー」が感じる不安の正体

駐在員パートナーが感じる不安は、慣れない土地での生活や子供の学校のことなどももちろんありますが、今後の働き方についての不安も多くあります。パートナーの駐在に帯同することになった時、生活の悩みや子どものことについては相談やサポートがあることが多いものの、「自身のキャリア」については後回しにされがちです。

駐在員パートナーとなった人の多くは仕事を離れています。自らの意思で退職を決断をした場合だけでなく、「パートナーの転勤に伴うキャリア継続のための制度が勤務先にない」「パートナーの会社から現地就労を禁止されている」「就労ビザを取得できない」などの理由で、仕事を継続したくてもできない場合もあります。

実際、駐在員パートナーは帯同から6ヶ月以内の間に大半の方がメンタル不調を実感しているそうです。
仕事から離れ、「自分で稼いできた」という自信や自らの存在価値が揺らぎ、人生への焦りが芽生えても、相談できる相手がおらず、そもそも現地の友人や日本人コミュニティなどでは相談できる空気感ではないと感じる人も多く、悩みや不安を一人で抱えこんでしまうことも少なくありません。

 

帰国後の就職活動が難航するメカニズム

本帰国後、日本で就職活動をする場合、一般的には中途採用枠に応募することになります。すると日本で仕事をしている一般の転職者と比較して、履歴書上の離職期間がある「駐在員パートナー」は企業から敬遠されがちになります。
即戦力が問われる中途採用で、駐在員パートナーが「帯同期間中にしていたこと」や「企業で活かせるスキル」が企業側には見えにくく、採用したあとどのように活躍してくれるかが不明瞭になりやすいためです。
加えて駐在員パートナー自身も、帯同期間中に経験したことや発揮したスキルを再就職で活かせるスキルと気づいていないこともあります。

日本でキャリアを積み、現地で就労した高学歴の妻らを対象とした調査では、彼女たちが自己洞察力や状況次第での対応力などのスキルを帯同経験から得たことが分かっている。

しかし、帰国後に再就職した企業からは、海外同行期間自体がキャリアブランクとみなされるため、ブランク中に得たスキルは求められていないと自ら判断し、キャリア形成上で遅れになる同行経験はしていなかったかのように振る舞うことが分かっている。

引用元:https://president.jp/articles/-/79272?page=2

 

採用企業・駐在員パートナー自身それぞれが帯同期間を「単なる離職期間」と認識してしまう結果、中途採用の選考では不採用となってしまうことが多いのです。

 

帯同中でも「すぐに」できる再就職への準備

このような現実もあり、駐在員パートナーの再就職には不安がつきものですが、帯同期間中にできることもあります。CAREER MARKでは、本帰国後に「自分らしい働き方」を実現した人を多数見てきました。
先を見据えて行動しておくことで、ただ不安で過ごすだけにせず帰国後の再就職活動を前向きに進められるようになります。

駐在帯同期間中にできることはいくつもあります。以下の3つから実践し、帰国後の再就職に備えることを勧めています。

①やりたいことのリスト化と実行

帯同期間の間にやりたいことをリストアップして、実行します。
やりたいことはキャリアに直接関係しないと思われるものでもかまいません。重要なのは自分の意思で行動を起こしたこと。積極的な行動の積み重ねは、帰国後もアピールのポイントになります。

参考:駐在妻の9割が知らない 渡航前こそやるべき再就職準備

 

②職務経歴書のブラッシュアップ

駐在帯同の時間を、日本で仕事をしているときには忙しくてなかなか手をつけられなかった経験の言語化やスキルアップのために使ってみましょう!
これまでの経験にじっくり向き合って言語化してみたり、興味のあることを見つけて新しいスキルの獲得に挑戦してみることで職務経歴書を納得いくまでブラッシュアップできる機会になります。

参考: やりたい仕事を掴む帯同中の過ごし方

 

③帯同期間を「履歴書上の離職」と直結させて考えないこと

帯同期間は、一見、履歴書上では仕事をしていない期間に見えてしまうかもしれません。しかし帯同経験は伝え方次第で強みとして企業にアピールできるポイントになります。慣れない海外生活で不可欠なコミュニケーション能力や問題解決能力は仕事のスキルとしても発揮できる強みのひとつです。
離職状態であることに自信を失わず、持っているスキルを磨いて再就職のアピールポイントにします。

参考:帯同経験を強みにする方法

「CAREER MARK」のInstagramアカウントでは、帰国後の再就職に備えるためのヒントを多数発信しています。

 

再就職に向け、CAREER MARKで行っているサポートプログラム

CAREER MARKは、駐在帯同を経験したキャリアコンサルタントやスタッフが「意欲も能力もある駐在員パートナーが帰国後、仕事に就けるようキャリアサポートをしたい」という思いのもと、2020年に事業を開始。
渡航前〜帯同中〜本帰国後、どんなステージでも利用できる、再就職に向けた5つのサポートプログラムがあります。

会員登録(無料)はこちら

 

CAREER MARKの5つのサポートプログラム内容

  1. メールマガジン
    求人情報やキャリアに関するコラムをメールで配信。再就職に向けたお役立ち情報を継続的に受け取れます。

  2. キャリアイベント
    駐在員パートナーのためのキャリアイベントをオンラインで開催。参加することで未来の可能性を広げる幅広いテーマでセミナーを開催しています。 これまで「企業に評価されるアピールとは」「自分に合った仕事の見つけ方」「駐在帯同中の経験の棚卸しの方法」「履歴書・職務経歴書の書き方」といったテーマで開催しました。

  3. CM+(キャリアマークプラス)
    キャリアコンサルタント作成の6ヶ月プランに沿って「再就職への第一歩」を踏み出す準備ができるキャリアプラットフォームです。
    仲間と共にこれからのキャリアを考えていきたい人、再就職に向けてどう働いていきたいかイメージを具体的に考えていきたい人におすすめです。
    世界中の仲間と繋がり、励まし合い、本帰国後に再就職した方や海外就労にチャレンジしている方の体験談も聞くことができます。

  4. 1on1キャリアサポート
    帯同期間中や本帰国後で再就職を考え始めた段階など、ご自身の希望するタイミングで有料のキャリア面談を実施。キャリアコンサルタントやキャリアメンターとの個別相談や、気になる履歴書・職務経歴書の添削など、再就職に向けて充実した1対1のサポートで伴走します。

  5. スカウト
    CAREER MARKのスカウトは職務経歴書に書かれた内容はもちろん、今後の働き方の希望や自身のキャリア観を元にキャリアコンサルタントが求人企業を厳選。企業へご紹介する前に必ずキャリア面談も行い、各人の人となりをしっかり把握したうえでマッチングを行っています。本帰国が決まり再就職の希望時期が見えてきた頃からの利用がおすすめです。

 

CAREER MARKの使い方

 

 

まずは会員登録から

パートナーの海外駐在が決まった時、帯同期間中、本帰国を前にして再就職を考え始めた時。駐在員パートナーの皆さんがキャリアに悩んだ時、いつ、どこにいてもCAREER MARKは伴走します。

 

 

実際にご利用になった方の声

実際にご利用になった方からも沢山のお声をいただいています。

企業の採用担当の方から

他の人材紹介会社に25名紹介していただき、面接を繰り返していましたが、決め手に欠けていたときに、CAREER MARKであれば語学力も高く柔軟性・コミュニケーション力が高いハイスキル人材がいるのでは、と知人に紹介いただきました。紹介時のリファレンスの質の高さが他社と段違いで1名のご紹介で採用を決めました!(国際機関 採用ご担当者)

紹介していただいた方のこれまでのキャリアと弊社の業種は接点がないにもかかわらず、クライアントとの意図を汲み取るコミュニケーション力、イベント現場で必要とされる判断力などポータブルスキルの部分でマッチング精度の高い紹介をしていただけました。フルリモートでの面接、業務スタートでしたがもともと持ち合わせている意欲の高さ、コミュニケーション能力の高さのおかげでリモートでもスムーズに仕事ができています。(PRエージェンシー 採用ご担当者)

引用:https://careermark.net/

 

登録された駐在員パートナーの方から

再就職に向けて登録された方からも前向きに再就職へ行動することができたという声を多数いただいています。

スカウトから企業の面談時までメンターのように接してくださって、とても心強く感じました。何から何まで、本当に感謝しております。(スカウトサービスご利用者)

1人で頑張り続ける事は無理なので、セミナーに定期的に参加する事で再就職へのモチベーションをキープしています。(CM+「キャリアセミナー」参加者)

毎回、新しい情報だけでなく励ましのお言葉のおかげで迷いの森のような駐妻再就職の世界で前向きに行動することが出来ています。(CM+「キャリアセミナー」参加者)

いつも前向きに行動出来るサービスやイベント情報を頂き、感謝いっぱいです。まだ知らない友人にもぜひご紹介したいと思うほど素晴らしいです!(CM+メンバー(旧CAREER MARK+プレミアムメンバー)

引用:https://careermark.net/

 

駐在帯同にまつわるキャリアの悩みはCAREER MARKにご相談ください

駐在員パートナーとなった時、多くの人はやむを得ず離職することになり、「これまで自分が築いてきたキャリアが終わってしまった」と感じてしまいます。帯同期間の数年間は履歴書上では単なる離職期間とみなされ、その状態が長期にわたって続くことで、帰国後の再就職への不安を感じやすくなります。さらにはキャリアに関する悩みを吐露する相手すらもおらず、一人で悩み、もやもや感を抱え込んでしまうこともあるはずです。

CAREER MARKの運営スタッフは自身も帯同を経験しており、駐在帯同ならではのキャリアにまつわる不安や悩みを理解しています。
駐在員パートナーの再就職に向けたサポートを受けるには、ぜひお気軽に無料の会員登録をしてみてください。

 



 

文:株式会社ノヴィータ(CAREER MARK運営会社)