CAREER MARK公式ブログ

駐妻キャリア支援CAREER MARKのブログです。 駐在妻・もと駐在妻の人材紹介を通して「また働きたい駐在妻」と 「もっと成長したい企業」をつなぎ、 ブランクがあってもまたチカラを発揮できる社会を目指しています。 駐在妻の再就職インタビューやキャリアセミナーレポートなどを掲載中!

ハッシン会議×CAREER MARKコラボセミナー 「広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう」

「本日は2021年10月13日に開催された
『ハッシン会議 × CAREER MARK コラボセミナー 広報PR力を身につけて自由な働き方を手に入れよう』のイベントレポートをお届けします。

今回のイベントは
CAREER MARK共同代表鎌田薫によるCAREER MARKの紹介、ハッシン会議代表井上千絵さんによるハッシン会議の紹介に続き、「広報PR人材にはどのようなニーズがあるのか」をテーマにしたトークイベントです。

「広報PRについて学ぶことで駐在妻の働き方の可能性が広がるのではないか」
という鎌田の想い、
「広報PRの業務経験がない方も今までの自分のスキルにプラスオンして新しく広報PRの仕事ができるという環境があること、そしてどんな広報PRの仕事があるのかハッシン会議の働き方を事例として少しでも広報やハッシン会議に興味をもってもらえれば」
という井上千絵さんの想いのもと今回のイベントが企画されました。

---------------------------------------

【登壇者】
ハッシン会議代表 井上千絵さん
2005年から民放テレビ局に勤務。うち8年間は報道記者、2年間は宣伝広報、テレビ朝日「報道ステーション」ディレクターとして東日本大震災の現場を取材。その後テレビ局を退職して2018年に独立し、ベンチャー・スタートアップ企業を中心に広報PR領域の伴走をするハッシン会議を設立。テレビ局のアウトドアメディア「ハピキャン」立ち上げや、WEBメディアMolecule(マレキュール)編集長など、WEBメディアの事業プロデュースも手がける。


CAREER MARK 共同代表 鎌田薫
大学卒業後、金融業界、リクルートを経てハリウッドビューティサロン支配人に。企画営業、事業企画、経営企画などに従事。育児休暇復帰直前に夫の駐在が決まり1年8ヶ月ロンドンヘ。帯同中に在英日本人女性のコミュニティを立ち上げ、本帰国後これからのキャリアを見据え、ハッシン会議にてPRを学び始める。WEBメディア「LAXIC」編集長在任中にCAREER MARKの前身となる駐妻キャリア支援プロジェクトを立ち上げる。

-------------------------------------------------

広報PRについて学ぶことで可能性が広がる

画像1

冒頭は鎌田より現在の事業に至るまでのご経験やCAREERMARKの紹介からはじまりました。

鎌田は大学卒業後、金融業界、リクルートを経てその後ハリウッドビューティサロン支配人に。そこで経営企画などに携わっていた際にいかにしてうまく会社の中にある情報を価値あるものとして発信していくか、発信していくことの大切さを感じていたそうです。

本帰国後に何を仕事にしようかと考えたときに、
今までのキャリアの中で世の中に発信していくことが売り上げをあげることや成績をだしていくことにつながるのではないか、
広報PRについて学ぶことで可能性が広がるのではないかと思っていたことがきっかけでハッシン会議に出会ったとのこと。

CARRERMARK立ち上げの際にも事前にハッシン会議のコミュニティの中で「発信すること」に対する知識を得ていたことでスムーズに広報戦略をつくっていくことができたそうです。

企業の中から発信力を育てていく、そういった組織をつくる企業の伴走をし、力になりたい

画像2

次に井上さんより現在の事業に至るまでのご経験やハッシン会議の紹介がありました。

井上さんは約10年間テレビ局で報道記者や宣伝広報のお仕事に従事されていました。
テレビ局で働く中、どうしてもインパクトのある情報を取り上げることが多く、
スタートアップ企業など価値ある行動をされている方々の情報が取り上げられていないことにジレンマを感じていたそうです。

その後、大学院での学び直しを経て、
スタートアップ企業に特化したPR会社に入社されました。
PR会社で働く中でスタートアップの想いをもった経営者と「外注」として外から関わることへの限界を感じ「企業の中から発信力を育てていく、そういった組織をつくる企業の伴走をし力になりたい」という想いからハッシン会議を立ち上げられました。

広報PRとは信頼関係を築いていくための地道な活動

画像3

次に参加者からの事前の質問を交えながら、「広報PRの仕事とは?」をテーマに
井上さんより広報PRの役割や仕事内容についてお話いただきました。

「PR」と聞くとどのようなイメージをお持ちででしょうか?
メディアからの取材を受けたりと「華やかなイメージ」を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、井上さんからは
プレスリリースを書いてメディアから取材を受けることは広報PRの仕事の一部である、
という話がありました。

広報PRの仕事とは

・社会と企業との間に継続的な<信頼関係>を築いていくための”地道な活動”
・企業、行政、学校、NPOなどの組織体がそれを取り巻く多様な人々との間に継続的な信頼関係を築いていくための思考・行動。

であり、みんなが信頼関係をストックしてコミュニケーションをとることがPRの役割とのこと。

企業のコミュニケーションを取る相手は直接的なお客様だけという意識を持っていたのですが地域社会、従業員、株主など様々な人々とコミュニケーションをとり信頼関係を築いていくといった点が私にとっては新たな視点でした。

そしてハッシン会議で取り組んでいる仕事を事例として広報PRの仕事内容をご紹介いただきました。


仕事内容は
PR戦略構築、メディア対応、プロモーター、PRコミュニティーマネージャー、SNS、リサーチ・情報開発、記事の入稿、クリエイティブ制作・・・など広報PRの仕事内容は多岐にわたります。

それぞれの業務の流れや、どのような人が向いているかなどを実際に業務を担当しているハッシン会議のメンバーの方々からお話を聞くことによってより具体的に仕事内容をイメージすることができました。

広報に必要な力とは?

次に「広報にはどんな力、スキルが必要ですか?」という参加者の問いに対して

井上さんは
「人と話すことが好きな人というところは共通していることかなと思います。
ただ、そのような個別のスキルよりも特にベンチャーの広報で一番大切なことはその事業に対する想いへの共感度です。
展開している事業内容やサービスを本当にいいなと思っている方やビジョンに対する共感度があれば広報の仕事をやったことがなくてもできるのではないかなと思います。」
と語られました。

個別のスキルよりも自分が本当に良いと思うサービスやその事業への共感度が大切であるというお話は印象的でした。

イベントに参加して感じたこと

今回のイベントを通して自分の中で持っていた広報PRのイメージが変わりました。
新聞や雑誌、テレビなどメディアに取り上げてもらうことは広報PRの仕事の一部であり、仕事内容は様々で「信頼関係をストックしてコミュニケーションをとることが広報PRの役割である」という点は新たな気づきでした。

「継続的に発信すること」は地道な活動であり、発信し続けることは簡単なことではないと思います。
その一方で自分が本当にいいと思うサービスやその事業のビジョンへの共感といった「想い」があるからこそ、その想いが原動力となって発信しつづけることが出来るのではないかとCAREER MARKのインターン活動を通して実感しています。

私は、駐在帯同中だからこそできることはないかと模索している中、同じように駐在帯同を経験している方々と一緒になにかしてみたいと思ったことがきっかけでCAREER MARKのインターンに参加しました。

広報PR業務は未経験。
知識やノウハウはインターネットや本を読むことで得られることもありますが、
実際に手を動かしながら頭を使いながら、実践するからこその学びや気づきを得られる環境はありがたいなと日々思っています。
CAREER MARKの活動を世界の駐在妻のみなさんに広めていきたいと今回のイベントに参加して改めて感じています。

そして現在、CAREER MARKではインターン4期生を募集しています。
広報PRの仕事、発信することに興味がある方、CAREER MARKの理念に共感できる方
など一緒に活動できる仲間をお待ちしております!

CAREER MARK インターン4期生募集説明会
2021年11月18日(木) 16:30~18:00
(オンライン開催。時差により参加ができない場合は後日録画共有いたします。)
ご興味のある方はこちらまで>>
※募集は終了しました。

 

また、ハッシン会議ではPRコミュニティ、新規メンバー募集中です。
詳細・お申込みはこちらまで>>

※募集は終了しました。


【ハッシン会議】
全国のスタートアップ・中小企業・個人事業主の方で、広報PRを一過性のものと捉えず、
継続的に力を入れていきたいと考えている方を伴走するためのPRの学び舎=PRコミュニティです。

 

文:CAREER MARKインターン3期 松木有加

 

-毎月イベントを開催しています!

詳細が決まりましたらご案内いたしますので

Instagram / Facebookのフォローをお願いいたします。